毎日更新 限定  起業日誌

325日目 上手くいかなくても仲間がいる

経費管理はいつでも危機感を生む

毎月何度か訪れる自動引き落としについては、自転車操業が続いていて、経費処理を2回に分けて会社に精算を請求しないと、給与振込だけでは間に合わない状況だ。

これから数日間、デバイスの製作に追われる日が続くはずなので、25日の給料日前では経費処理をする作業が惜しくなるだろうから、先に済ませることにした。

  1. 保管してある領収書やレシートを整理する
  2. ECサイトで購入したものをピックアップする
  3. ガソリンや高速道路などカード払いした費用を挙げる

というのが作業の流れであるが、いずれ簡素化しなければと思いつつ、一担当者という目線で行けば、割と嫌いではない作業であるのに対して、経営側の目線でいくと危機感を生む内容となる。

ひとまずは税金を考えず、大まかな予算感でいくと、毎月75万円のキャッシュアウトフローがあるのに対して、トントンで行くと75万円のインフローであり、12ヵ月分でいくと900万円である。

年間の目標が、売り上げ1000万円で粗利50%を掲げているので、そこまで遠い数字ではない、というより、むしろ最低限死守したい数字といったところだ。

今はまだ、製造原価と営業経費がごちゃ混ぜなので、粗利50%の設定が妥当であるのかも把握できていないし、その辺りの数字的にもしっかりと財務管理をしていかなければいけない。

プログラムが上手くいかない

できるだけ、この先4日間は作業を温調デバイスの製作に集中するべく、今日のうちからできる限り進めたいところであったが、歯医者の予約もあったり、学校の面談があったりと、まとまった時間が取れずにいる。

その中でも、少しずつでも、まずはアルディーノに書き込むプログラムだけでも進めていたのだけれど、からっきし上手くいかない。

アプリケーションのソフトが必要なのに対して、フリーソフトでは上手く動かすことができず、結局は専用アプリを使って動作確認をしなければならないのだけれど、そっちも並行して作っている段階なので、アプリ設計者とのコラボレーションが鍵となる。

「上手く動かない部分が、書き込みソフト側にあるのか、アプリソフト側にあるのか」という悩みに対して、ある程度の裏を取ったうえで、「こちらの設計に間違いがあるかも知れないですが、そちらにもミスがあるかも知れないので、確認お願いしますね」というやり取りをしなければならない。

アジャイル開発と言われているが、設計者が2人以上いる場合には、同時間でキャッチボールをしながら設計作業を進める必要があるのだから、簡単にできるものでもない。

人間だから、「先に言ってくれよ」と嘆くこともあれば、マルチタスクを変えているメンバーだったいるはずなので、どうしても要件定義を決めて、ウォーターフォールで進めたくなる作用が働く気がする。

その辺り、気が付いていない人も多いと思うので、機会があれば啓蒙活動をしていこうと思う。

そんなことを考えながら、アプリ設計者と連携して進めているが、今日はタイムオーバーとなってしまい、入力ができるようになった程度で、ほとんど何も進めることができずに悶々として終えることとなった。

10年ぶりの再会に変な気分

夜は、大手企業で一設計者として関わっていた当時の組立業者の方が経営する、飲食店にて、とある方とお食事をすることになっていた。

まずは、この元組み立て屋さんとは約10年ぶりの再開であって、とても懐かしく、楽しい時間を過ごすことができた。

突然、会社を辞めると告げられたことよりも、「まだ何も決めていない、人生楽しもうと思って」というあの時の言葉が忘れられない。

今、独立をして活動をしていることに対して、インスパイヤしてくださった方の一人であることは間違いないのだけど、そのことをお伝えすることができなかったので、そこは改めて次回にしようと思う。

というもの、今回はもう一方、6月に知り合った中堅企業の元役員の方が、そのお店のご近所におられて、「美味しい蕎麦屋さんがあるので行きましょう」と約束をしていたことを実現したという会であったという点もある。

乾杯の際に告げられたのだけれど、その方は6月にお会いした後に、肺がんの摘出手術を行い、現在は抗がん剤治療中、とのことであった。

そんな中で、お誘いいただき、久しぶりの再会の仲介役までやっていただいたのだから、この出会いも大切にしていきたいと思っている。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立