補助金報告の段取り
補助金で買い揃えたセンサーについては、データ活用方法をそれぞれ検討して、構想を固めることができた。
- 温度湿度センサー:工場内の温湿度の分布
- 角度センサー:工場、倉庫の床やスロープの角度数値化
- 距離センサー:車両の駐車位置の数値化
- サーモ:焙煎工程の温度状況把握
- 画像認識:袋のシワ検知
- 傾きセンサー:部品の組み立てバラつきを数値化
- 温調デバイス:温度到達スピード把握
- ニオイセンサー:段ボールやアロマの匂い数値化
日程的にも厳しい状況であるため、できる限りコンパクトなデータ取りとなってしまうが、その代わり8項目と割と多めの項目についての検証ができるので、補助金の報告書としては十分なものにできるのではんと考えている。
ここまでピックアップするのに、2日程かかったが、これまで数か月間モヤモヤとしていたことが嘘のようなスッキリ感があるのは確かである。
もっと早くに構想を練っておけば、とも思うし、やはり期限が来て、本気で考えないとアイデアは出てこないという悲しい現状もある。
フレームの組み立てや段取りを進めつつ、データ取りに2日、資料作成に1日、というタイトなスケジュール目標で動いてみたいと思う。
いよいよ設計案件の開始
そんなデータ取りの準備をしているさなかに、見知らぬ番号から電話がかかってきたので、いつも通り「またWEBマーケッティング系の面倒な営業か」と思いつつ、受話器を取ると、設計案件の依頼をいただいているお客様からの電話であった。
直近、打ち合わせをしましょうとなっていたが、明日の13時からでどうかという依頼であったので、そこは快諾させていただいた。
ボリュームや内容については、明日の打ち合わせで決定していくことになるが、やはり時間給3500円で契約をされたい意向は会話の中からも十分に感じ取れる部分であったので、当面はしっかりと案件ごとに工数を見積もって、出来高払いで請求を立てる、ということを徹底したいと思う。
その先に、どのような展開になるかは分からないが、ご依頼いただいて試していただけるということに今は感謝の気持ちを持って誠実に対応すべき時である。
設計ツールとなる3D-CADは、高額なものには手が出せないので、サブスクで1年間7万円のFUSIONで対応していこうと思う。
明日の打ち合わせの前に、話題となりそうな事柄については、ある程度シミュレーションをして準備をしていくことにしよう。
今月は残り、21日、一日10時間としても210時間しかない。
その中で、補助金について40時間、デバイスの10式組み立てで40時間を使うとしたら設計案件では120時間がMAXと考えておく方がよい。
となると、部品点数としても100点程度の規模の図面作成しかできないことになるのだが、その辺り、明日の打ち合わせでどうなるかを確認していきたい。
半月の集中力に期待
そんなこんなで、残り半月は与えられたタスクに集中して活動をしなければ、完了までたどりつけない状況に追い込まれたわけである。
よく、死に物狂いでという言葉を耳にするが、言うのは簡単でやるのは難しい。
振り返ってみたら死に物狂いだったな、と思うことはあっても、実際に行動をしている時は、楽しくて仕方ない、という状況であることが多い気がする。
そういう意味でも、この半月は、楽しい時間が過ごせそうであるし、その点においては期待をしている面がある。
気を付けなければならないのは、体調を崩さないようにということと、家族へ負担がかからないように、時間を大切に使うということだ。