休日の集中で思いの外進んだ部分
本格的に設計をすることとなったが、心のどこかでは、「この作業を生業にするつもりはなかったのにな」という、残念な気持ちもありつつ、「しかし、生きていくためには仕方ない、できることをやろう」というマインドに切り替わりつつある。
昨日から集中して作業を進めることで、徐々に昔の作業を思い出す部分もでてきたし、思いの外、手こずらずに進められている部分もあって驚いている。
ツールは違えど、使い方は似ているし、この15年でそこまでCADの進化が進んでいないという部分もあって、手を動かすうちに、「ああ、そういえば、ここはこんな感じで線を引くんだったな」というように思い出すところも多々あって面白い。
見積段階では70時間という図面作成の工数を出したが、実際にはどうだろうか?
不慣れな部分もあって、今回の案件に関しては割を食う面が多いし倍以上の工数がかかってしまいそうだが、慣れていけばそこは大きく圧縮できるようになるはずだ。
後半は予想外に手こずった
順調に進めていけると思っていたが、どうもツールの部分において、うまくいかない部分が多い。
依頼については、データのやり取りで進めているものの、CADが別会社ということもあったり、図面化するにあたってのPDFへのデータ変換であったり、かなりてこずっている。
これは、外注設計者が独立するにあたって、大きな壁になる部分であるし、副業設計者にお願いするにしても、結構な負担になる部分ではないだろうか?
そもそも、このようなデータ変換やシステムの構築ができない設計者が多いというところから、本件の設計案件について声をかけていただいた、という経緯もあるのはうなずけるところだ。
こちらとしても、安請け合いをしたものの、ChatGPTがなかったら、全く前に進められていなかった思うし、その点については、良きパートナーとして活用をできている方だと思っている。
どんどんAiを活用することで仕事が進めやすくなるし、人間がやれる仕事も減ってくるのだろうと身をもって感じている。
設計作業も早くAiで済ませられるような時代を作らなければいけない。
明日からの平日の過ごし方
明日からはまた平日へと戻るが、設計案件を受けてしまっている以上は、そちらを優先にしつつ、補助金の報告もどのように進めるかを頭に入れながら、優先順位をつけていかなければいけない。
特に、何件か入れているセミナーや交流会は、場合によってはキャンセルをしてでも設計案件を進めなくてはいけなくなるだろう。
出会いを疎かにしていると、先々でしっぺ返しが来るかも知れない、という恐怖もあるが、2月頭の展示会が終わるまでは、何かと締め切りのある作業を優先して対応していくようにしなければならない。
それと、体調にも十分気を付けて、忙しくともコツコツと進める精神は忘れずに平日を過ごすことが大切だ。