新築戸建て

新築戸建て コストをかけずに玄関をお洒落に

解放感とシンプルなお洒落

玄関の間取りを検討するにあたり、コンセプトとして気にしたのが家に入った瞬間の解放感とシンプルですっきりとした空間をイメージするようにしました。狭小住宅であるため、できる限り広く見えるように工夫もしました。

玄関に関しては1年住んでみても、こうすれば良かったと思う点はほとんどなく、結果的にコンセプト通りに仕上がっている空間かなと思っています。しいて言うなれば、姿見鏡を造作で設置しておけばよかったとか、手洗い場のようなものを用意しておいても便利だったかもと思う程度です。

とにかく、玄関は行ってきます、ただいまをいう場所ですし、いい気持ちになれるのならば越したことはないかと思います。是非、玄関は明るい気持ちになれる空間を用意するイメージで間取りを検討すると後悔しないかと思います。

また、選定部材もお金をかけずに色合いやちょっとした工夫でお洒落になるかなと思いますので、我が家の工夫ポイントも紹介してまいります。

マンションでは味わえない空間

これまでマンション暮らしが長かったので、玄関は空間というよりは靴を脱ぐ場所、くらいにしか感じていませんでしたが、広い間取りを確保することで、コミュニケーションが生まれ、何か作業したり、お客様とおしゃべりをしたり、居場所としての存在感が出てきます。

キャビネットを組み立てるといったちょっとした作業をしたり、靴を並べて靴磨きをしたり、子供と昆虫の世話をしたり、家の中でも外でもない玄関という空間に、特別な居場所としての心地よさを感じています。

上がり框、タイルの大きさ、ドアの高さ

上がり框をできる限り低くなるように設計段階でお願いをしました。床下設計の制約から、土間と廊下の段差をなくすのには限界があるそうですが、見た目としても出入りのし易さとしても低いに越したことはないかと思います。

土間については、タイルの大きさを角30cmのものを選びました。広めに確保した玄関の空間をより広く感じられるようにするできたかなと思います。

空間を広く見せる工夫としては、玄関を開けて正面に見える扉の高さを2m40cmのものを使用しています。多少コストは上がりますが、特別に価格が跳ね上がるものでもありませんので、ちょっとしたこだわりで解放感を得られるようにできるかと思います。

家の出入りを気持ちよく

玄関は毎日通るところでもあり、家の中と外を出入りする際の、気持ちの切り替えスイッチのような役割を果たしてくれる重要な場所となります。よし、今日も一日頑張ろうとか、いやなことがあったけど、家に入ったら忘れよう、といった具合にです。

どうせなら、家から出るときも、外から帰ってくるときも、気持ちよく通り過ぎれるような空間にすることをポイントとして、こだわった工夫をされることをお勧めします。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立