急がずに基本に返って関係を深めよう
今日は、楽しみにしていたある人との再会の日である。
一年前に活動を開始した際に、会いたい人ピックアップしたリストの中にも挙げさせていただいていた製作企業の社長で、大手企業を退職する間際によくお会いしていた方だからだ。
約束の時間にお伺いすると、気さくに奥に入れていただき、これまでの経緯を一通りお話をさせていただいた。
相手の話をよく聞いてくださる方で、こちらが一方的にお話をしているにも関わらず、とても関心の持った表情で気持ちよくうなずいてくださるので、こちらも気持ちよく話をさせていただいてしまった。
こちらからの話ばかりをしたその意図としては、仕事を振ってもらえるようにするためには、何ができるのかを見定めてもらわなければならなく、何も言わなければ単なる設計事務所として設計案件だけの話がきてしまいそうだったからだ。
お昼もご一緒させていただき、ようやくその頃には、「設計案件をお願いするというよりは、何かプロジェクト的なものがあった場合に御社に振らせていただきますね」という嬉しい言葉もいただくことができた。
展開されているビジネスモデルとしては、一つありと言えばありの、いわゆる受託設計・製作をする組立屋のようなイメージで、加工屋から発展した組立屋ではなく、組立屋として事業を立ち上げたパターンであり、いくつか参考にさせていただいている企業のうちの一つだ。
こちらとしても、大型案件を請け負った場合に、作業場をお借りするという形で仕事を享受できそうな関係が築けそうで、とても良い再会となった。
場所を間借りする、ということについてだけをとっても、その点において、やはりこれまで関わってきたり、取引させていただいた方々とは、ちょっと違う、ウェルカムな関係性を築けそうな方である。
深い関係が築けるように、こまめにコミュニケーションを取っていきたい。
お客様の期待に応えよう
ランチを取ったお好み焼き屋を出て、そのまま食品加工業者の工場へ直行し、3台目のカメラ設置場所の現場確認をさせていただいた。
カメラを設置することはかのうであるが、実際にシワの合否判定ができるかどうか、という点においては、難しい点もありそうで、意外とできそうで、達成確立が半々といったところだろうか。
それでも、お客様はいつものようにノリノリで、「もうできると思っているので、早くやりましょう」なんて言って、最後も見送っていただいた。
期待をしていただいているのは大変ありがたいことであるが、期待を少しでも上回るようにこちらも対応をしなければ品質を満足していただけないであろう。
画像をしっかりと判別できるかどうかは、サンプルを持ち帰り、宿題とさせていただいたので、そこは今週中にでも早く決着をつけて報告をするとともに、見積を提示して受注まで一気に進めていきたい。
悪夢の帰り道
工場を後にして、気分も高揚した状態で岐路に着いたのだが、運転して10分もしないうちに、急に恐ろしい眠気と何と胃がむかむかする状態となって、どうも運転に集中できない。
とにかく山を下りて、コンビニまではと思いながら、コンビニに着くと、吐き気を催したため、トイレで嘔吐することになった。
「これは娘の胃腸風邪がうつったか・・・」と焦る気持ちと、とにかく家までは帰らねば、と思ってポカリスエットを片手に運転を再開したが、次は有料道路を運転中に吐き気を催して、そのまま運転しながら袋に吐くことになった。
その後は、高速を降りて道端に車を停めて、何度か嘔吐しては先に進んで、また嘔吐、の繰り返しであった。
下痢も始まってしまい、こうなったら全て出し尽くすまでは運転は無理と判断し、インターに併設されている駐車場とトイレを活用させてもらい、3時間ほど休憩をすることとなった。
何とか落ち着いて、そこから家まで運転を再開させ、命からがら帰宅したが、気になるのは明日の家電開発サポートのキックオフの打ち合わせである。
明日の朝に回復していることを願って、とにかく早く寝ることにした。