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442日目 

知識製造業会議に1日参加して

ITコーディネータ協会を通じて知り合いとなったプレス加工の社長から、招待状を発行いただいていた知識製造業会議に初めて参加をさせていただいた。

どんなものなのか、おおよそ検討もつかないまま、会場に入って受付を済ますと、すぐに開会のセレモニーとなった。

「単なる展示会と思わず、議論を活発に行ってください」という主催者のメッセージが頭にスッと入ってきて、この会の趣旨や思いというものを十分に理解をすることができた。

とは言え、立て付けとしては展示会と同じように出展企業のブースが構えられていて、来場者はブースに立ち寄って話を聞くというスタイルであったので、いつも通りリラックスして会話をさせていただいた。

出展企業は100社に満たない程度とは言え、片っ端から全てのブースに挨拶に回る、というのは不可能であったので、ある程度の気になる企業に絞らせていただき回ることにした。

  1. 大学での学生交流に参加しないかという話
  2. 分光センサービジネスを展開している四国のスタートアップ
  3. 近所で活動されている産廃業者
  4. 大田区でゼロイチの設計サービスを展開する企業
  5. コケを繁殖させている理研発スタートアップ
  6. ナレッジを収集している岐阜のプレス加工屋

など、深いお話をさせていただける企業ばかりであったのは、当然、会の趣旨を理解した企業のみが参加しているというバックグランドがあってのことであるため、9:30に会場入りをして、17:00までの7時間、非常に中身の濃い時間を過ごさせていただいた。

大学講師の話は絶対に食らいつけ

特に、喉から手が出るほど欲しかった大学との連携の話については、何とかものにできるように、しっかりと挨拶メールを送りたいところだ。

BtoBの事業をしている限りにおいて、肩書があれば信頼性という面でも認知という面でも大きく前進ができる、という話は先輩経営者の方々から聞いていたので、フリーランスとして活動をしていた時から、チャンスが転がっていないか気にするようにはしていた。

できれば講師として関われたら一番よいが、まずはイベントやスポットでの頼まれごとなど、何でも良いとは思っていたものの、そんなに簡単に依頼をいただけるものでもなく、途方に暮れていた部分もあった。

それが、今回、全く別件のなかから、「大学で学生に話をしてくださいよ」というお言葉をいただけたのは、大きなチャンス到来と捉えている。

しかも、前々から目を付けていた一番近所の大学ということもあって、「こんなに運の良いことはあるものだろうか」と疑いたくなるくらいであった。

せっかくのお話であったので、これが社交辞令のお言葉にならないように、こちらからもやんわりとプッシュをしていきたいと思う。

おしりに火がつけば何でもできる

浜松町の会場から実家までの帰りは地元の友人に送ってもらうことにした。

7時間、飲まず食わずでブースを回っていたのでさすがに力も尽きて、車で迎えに来てもらって、そのまま埼玉まで送ってもらえたのは、とても助かった。

久しぶりに会えば、お互いの近況を伝えて、称え合い、励まし合うことになるのだが、こちらとしては独立して一年で、どんな感じなのかというのは常に興味を持って話を聞いてもらえた。

口では、「やばいよ」とは言いながらも、本当にお尻に火が付く場合には死に物狂いになれるはずだから、全く問題ないんじゃないか、というアドバイスをもらえた。

この辺りが、一般的なサラリーマンの人から出てくるアドバイスではないし、こちらとしても一年経験を積んできているため、「お尻に火が付く状況」というのは、想像もつくし、その場合の何でもやれるというマインドも想像の範囲内となってしまっている。

何でもできる状況を想像すれば、今の状況下では何でもできるはずだ、そう言い聞かせて、また次週から活動への取り組む姿勢を正そう、そう思わせてくれる良いアドバイスであった。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立