朝から顧客対応
設計案件のユニットが次週から出荷・据え付け予定であることを受けて、事前の打ち合わせせを行うために朝からお客様のところに向かう約束をしていた。
しかし、いつもと違うのは車が修理に出していてないという状況で、30分かけてLUUPで向かうと前日には決めていたものの、朝が少し肌寒っかったこともあって、悩んだ末にタイムズカーで向かうことに決めた。
費用的には2000円となるのか3000円となるかの違いであるだけなのだが、やはり寒さで体調を崩すことも避けたいし、タイムズで行けばそれを理由に早く退散できる都合も言えるというところ、その辺りを考慮して最後の最後にタイムズで行くことにしたのだ。
打ち合わせのすんなりと終わり、いくつかの追加手配部品と追加の図面出しの依頼があったが、それもしっかりとコミュニケーションを取って、良い関係を維持したまま現場を去ることができた。
帰り道に車を停めて、昨日の社有車の修理の件について整備工場に施工GOの旨を伝えると、やはり連休中に間に合うかどうかは確定できない、という話となり、その場合には冷房が付かない状態でバラしたものを組み上げる作業をすることになる、という点を考慮して、「いったん部品交換なしで、清掃をすることで復旧するかを試す」という方向になった。
それはそれで、元々こちらが思っていた流れであるので、「最初から、その対応を提案してくれよ」と思いつつも、同じ商売をする身としては、少しでも高額な売り上げになるような提案をする、という手法は必要であることも理解できるし、何とも言えない気分となった。
お客様の予算に合わせて提案することが望ましい、今現状として経営方針として言えることは、この観点を持つことと言えるかも知れない。
経営姿勢に学び多い
午後一番には、昨日電話連絡をいただいていて社長の元へ向かうことになるのだが、これも電車を使っての移動だ。
どんな話になるのか、コンサルの依頼内容はもとより、声をかけていただいた経緯なども含めて色んなことを聞きたくて楽しみに向かった。
街中の事務所を離れて一軒家を借りての移転とのことであったが、古民家をリフォームして素敵な空間で、ドリップコーヒーも点てていただき、終止楽しくお話をすることができた。
紹介いただく社長との経緯やそれぞれの思いなどをお伺いするにあたり、単なる補助金の申請サポートという話ではなく、繋がりを大切にした経営者同士のやり取り、であることは容易に感じ取ることができた。
こちらも精一杯の対応をすることをお伝えし、次週にクライアントとなる社長との面会もその場でアポイントを取って、商談としては先に進むこととなった。
取引の話とは別に、経営者として学ぶ点、真似したい点がたった一時間の間にいくつも聞くことができ、とても有意義であった。
- 数百万単位の案件を追うのではなく数十万単位の仕事を大切にして好転した
- アイスクリーム販売も人とのつながりでビジネス展開をしている
- 経営がやばい時には専門家派遣にて営業強化の施策をとった
- 効率を上げて納期を早めたら単価を下げさせられる公共事業には手を出さない
特に、10万円でも仕事をうけるようになってから、仕事が回るようになってきたのは、高額な取引は手離れも悪く、10万円程度であれば手離れが良いからだ、という経験に基づく現実味のある話には共感するばかりであった。
とにかく、最初の出会いではそこまで気が付かなかったが、電話で感じた直感としても、出会って話をしてみた感触としても、気持ちのよい会話のできる相手であることは間違いなさそうで、今後も長くお付き合いができればと思っている。
同僚との楽しい時間
夜は、久しぶりに大手企業時代の元同僚との宴会だ。
11人集まったのに対して、現役でその企業に所属しているのは5名で、6名が転職組ということで、時代の流れを感じざるを得ない。
とは言え、集まってしまえば、昔ながらに、他愛のない話やバカげた話題で盛り上がり、終止楽しい時間を過ごすことができた。
サラリーマンには戻れない、戻りたくない、そういう強い思いがある一方で、いつまでも仲良くしてくれる元同僚との関係も変わらず続けていきたいと思うのは、それは事業展開よりも上段に位置する「出会った方々とは一生楽しくお付き合いをする」という人生のテーマがあるからだ。
多少は、ビジネス的なお仕事をいただけることも期待してしまうが、それはさておき、いつまでも仲良くいられるように、こちらも事業を安定させて、いつでも会える状況を作り出さなければいけない。