毎日更新 限定  起業日誌

464日目 どんな時でもコツコツと

総会に出られない緊急事態

今日はITコーディネータ協会の総会があり、懇親会まで含めて現地参加を申請していたのだが、急きょ地元に戻ることに決めた。

一つは同級生がステージ4のガンとなり治療に入る前の集会に参加するためで、それは話を聞いた連休前には決断をしていたのだ。

もう一つが、父親が二日前に入院をしたので、その面会も入れることにしたので、家族にも了承を得て、土日を使って弾丸帰省をすることにした。

12時の新幹線で移動し、移動中にも資料作成を進めたりしたものの、これからの2件の用事は、必ずしも前向きなものではないため、気持ちとしては決してハッピーではない状態が続いていた。

こんな日もあるのだと思うし、歳を重ねてくると色々な経験をするものだと、自分に言い聞かせる、その言葉ですらもさらに自分自身を凹ませる言葉となるし、何かプラスに変換しないと、そんなことばかりを考えてしまっていた。

ITコーディネータ協会については、せっかく一つ二つお仕事をいただき、専門家派遣としての活動が開始できつつある中で、お世話になった方がへの挨拶もしたかったのだけれど、仕方がない。

次の機会にしっかりと挨拶をさせていただければと思う。

新規事業のお披露目

その友人に対しての決起集会の合間に、新規事業の構想をお披露目したのだけれど、少しずつであるが関係者にも理解をしていただけて、前に進められそうな雰囲気は作れたかとは感じた。

病気のことはさておき、事業展開については楽しみな活動となるということは目に見えているし、中には経営者も何人かいるので、早く始めようと気を焦らせる友人もいて、こちらとしても気を引き締め直すいい機会となった。

スモールで始めることと、やりながら柔軟に変更を加えて行くこと、このあたりの操作を間違えなければ、それなりに売り上げは積めるようになると予測している。

時間をどのように工面するかが課題かも知れない。

命を取られた訳ではない

とにかく今日は、命について一日中頭の中でグルグルと考えを巡らせることとなって、実家に帰った時にはぐったりとしてしまった。

何かにチャレンジをするときに、いつも声をかけるのは「どうせ命を取られる訳ではない」という本田圭佑の言葉であるのだが、闘病生活に入る友人に対しては、その掛け声は通用しない。

「限られた命をどう使うのか」という人としての最大のテーマがそこにあるのだけれど、それにタイムリミットを付けられてしまうと、人は恐怖と悲しみと、何もかもがマイナスのマインドになってしまうものなのかも知れない。

何も声をかけられなかったのは、自分に対しても未だ命の時間に対して考えと気持ちを整理しきれていない部分があるからなのだろう。

明日からまた、できることをコツコツと進めていき、後悔のない事業活動となるようにしていきたい。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立