ギリギリで事務局提示の補助金
今日は締め切りの一週間前となるが、その前に何かしらのアクションを今週中にと思っていたので、その点については何とかギリギリ16時過ぎにメールを打つことができた。
申請書類に対して、7割くらいの項目しか埋められていない状況ではあるが、事業計画書については、既定の7枚をきっちり作文することができたし、それなりに完成度は上げることができたかと思っている。
環境分析、強みと機会を活かすという断面、地域に貢献する点、国や自治体の方針、それなりにまとまったストーリーにはなっているのであるが、突っ込む人が見れば、「本当に実現できるのか」とか、色々な懸念点は出てくると思っている。
その点について、事務局の方から何かしらのアドバイスをいただけないか、という淡い期待をもちつつ、あと一週間で仕上げに入るには、十分な時間が取れるようになった。
この調子で、自社の補助金についても進めていきたいところだが、設計案件が2件も保留になってしまっているので、そちらを進めなければいけない。
まずは見積と発注と 小さな仕事が2件
昨日訪問したハウスメーカーからの試作サポート案件については、予算取りをしたいということで、簡単にやりたい項目を3~4点挙げて欲しいと伝えていたところ、さっそくメールをいただいた。
すぐさま、その項目に対しての見積書を発行したのだが、これは完全なる概算見積として、あくまで予算取りのための見積という体での提示とした。
それでも、十分である、という返答もいただいたので、無事に予算取りが通ることを祈るばかりだ。
もう一件は、サラリーマン時代の先輩から依頼を受けている板金加工の発注についても、オンライン面談を一度実施させていただいた板金屋の社長から見積回答が届いていたので、すぐさま発注書を発行した。
こちらも金額としては10万円以下、粗利も20%ということで、小さなタスクではあるが、きっちりと素早い対応を心がけて進めるようにしている。
数万円から数百万までの案件をこなしているが、どの金額帯がビジネスとして良いのか、なんて分からないが、お客様の期待を上回るという点と、一人でタスクをこなしているという点を考慮すると、どうしても低価格帯で戦うしかないかと今は考えるようになっている。
新たな出会いに加えて新たな目標
夜は毎月恒例の勉強会と交流会に参加してきた。
今回はオープンイノベーションとスタートアップ支援についてのセミナーで、とても参考になるないようであった。
- 大手のイノベーションは一人のブレないイノベーターと経営層のサポーターが必要
- スタートアップ支援とは金融であるのが米国であるが日本は同じではいけない
- MVBや戦略の立案は日本は不得意
- その代わり、戦術や実行は臨機応変に進められるのが日本人
- 資本主義と民主主義は相反する
- ステークスホルダーとは利益相反となる
- 傷みを解消したい人自体はお金を支払わない
- 日本のスタートアップはサプライチェーンを知らない
- 起業の教育がない日本
- 支援する自治体が量を求めているのが良くない
- 視座を高めてあらゆる断面で物事を見ること
など、いくつも目からウロコの言葉をいただくことができた。
交流会も含めて、このコミュニティに参加したのは良い出会いを求めることが一つあったのだが、最近は「いつかこのセミナーの講師をする」という新たな目標が出てきているのは確かだ。
曲がりなりにも独立して1年は生き残れているわけで、5年生存率が20%以下という小規模事業者の実態を考慮すると、何はなくとも事業を継続している期間はとても重要であるような気がしている。
周りの参加者の方々が凄い人たち、と思っていたのも、最近は少しだけ対等な立場で物事を言えるようにもなってきている感触もある。
セミナー講師、これを3年以内にできるように、実績を積んでいきたい。