毎日更新 限定  起業日誌

479日目 忙しくても地に足を付けて

何とかリスト終了

設計案件であるXYステージについては、リストを完成させてお客様へ提出できる状態にまで持っていくことができた。

蓋を開けてみれば大した内容ではないユニットであると言えるし、一ヵ月前から先に進めていたというところもあって、さほど遅延した感じもなく納品ができていると感じている。

しかし、最終段階での図面作成やリスト作成は手間暇がかかってしまっているので、その点について、まだまだアシスタントを雇うという状況でもないし、効率を上げて対応できる工夫を積み上げていくしかないだろう。

振込の憂鬱

また月末がやってきて、引き落としに合わせて銀行口座の分配調整をするという憂鬱な行為をしなければならない時期を迎えた。

とりあえず、毎月50万円の利益が出れば何とかなるだろう、そう思っていたが、中々その域に達しないし、そもそも50万円で足りるのか、という厳しい意見も出てきている。

残高をみる度に、身を削られる思いがするし、これを早く打開できるように仕事を取ってこなければならないし、かと言って、今の状況から大きく変化させることもリスクが高くてできっこない。

いくら憂鬱になるが、まずは目先の「毎月50万円」を達成させ、それを継続しつつ、次のステップへ向かう、という姿勢を崩さずに、気持ちを保っていかなけれないけない。

仕事を増やすことを目標にしつつ、受けている設計案件は最優先で完成させなければいけないから、なおのことむず痒い日が続いているような気がしている。

「店を開けて日銭を稼ぐ商売を取り入れたい」

資金に余裕がなく、一人社長で事業展開をしている身としては、日銭を稼ぐ手札がないのが一番心細い、というのを身をもって感じている。

ここはやはり、新規事業としてのお土産ビジネスを早く立ち上げるのが、今持つアイデアとしては一番効果がありそうだ。

迫りくる納期

一つ案件が片付けば、次の案件の納期を気にしなければならない。

設計案件については、ロボットハンドを早く先に進めなければなならないし、新規事業については補助金の締め切りが来月頭に迫ってきている。

忙しいことは有難いことだ、という言葉はよく聞くが、正にその通りであるし、だからと言って心を亡くしてまで追われる必要はない。

できる限り無駄を排除して、毎日コツコツと進めるだけであるのだけれど、もう少し計画的に物事を進められるようにしたいところでもある。

計画的に進めるためには、ボリュームのあるプロジェクトがないと難しく、今のように受託案件を小まめに受けて対応しているうちは、どうしても計画通りにいかないし、そもそも一人で動いているうちは、計画そのものの意味があまりなくなってしまう。

納期が迫ろうが、槍が降ろうが、毎日の継続と新たな案件獲得を狙う姿勢は保ちつつ、平常心で乗り切っていくしかない。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立