毎日更新 限定  起業日誌

496日目 悲しみを胸に淡々と仕事を遂行しよう

通常業務の再開

不思議なもので、一週間前は「あと一週間はバタバタするから、何とか生きながらえて欲しい」と思っていたのが、葬儀を終えた今では、最高のタイミングだったかも知れない、と思えてきている。

特に理由もないし、例え一週間後に亡くなったとしても同じことを思ったに違いないのだが、歳を取ったせいなのか、色々な経験をしてきたせいなのか、実の父親の死を目の当たりにしても、冷静で前向きに捉えて日常に戻ってきている自分がいる。

特に気負うわけでもなく、焦るわけでもなく、しっかりと目標を立てて、毎日をコツコツと進めるだけだ、それが幸せなことであるし、ありがたいことなのだ、そう言い聞かせて、今日から通常業務の再開である。

専門家派遣のコンサルとして

初っ端のタスクとしては、保証協会の専門家派遣としてのコンサル業務である。

言っては申し訳ないが、話を聞いてアドバイスをするだけであるので、仕事始めとしては気楽に望める現場である。

今回で2回目の訪問であるが、前回の話を簡単に振り返り、クライアントの進捗を聞きながらその場で臨機応変にアドバイスをしていく、という心づもりで臨んだ。

想定していたよりも緩やかな進捗で、ほぼ前回と変わらない状況でお客様も多少はモヤモヤした感じはあったが、何とか背中を押してあげることで、課題となっているセキュリティ対策を進めようとしてくれている。

特に、心が乱れることもなく、いつも通りにお話ができたし、家族の死も全く仕事には影響なく進められていることを確かめるように、現場を後にした。

しばらくは設計に集中せよ

通常業務に戻ったとは言え、この間、何もしていなかったわけでもなく、隙間時間に設計案件は進めるようにしていた。

本格的に戻ってきた今日からは、一段と集中して設計業務を進めていかなければ要求されているアウトプットを予定通り出すことには到底間に合わない。

お客様や関係者の方々も、今回の件については、ご理解いただき、寛大にサポートしてくださって大変感謝している。

その気持ちに報いるためにも、できる限り設計案件に時間を集中して毎日進捗を出していかなければならない。

要元の担当の方は、なかなかコミュニケーションの取りにくいタイプで、要求仕様が曖昧であったり、後戻りが多かったりと、これまでも苦労してきたが、工数ベースで引き受けている受注案件だと割り切って、無心で対応を進めていくことにする。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立