毎日更新 限定  起業日誌

505日目 進捗なくても小さな仕事はある

一日やり続けても進捗は知れている

機械設計という仕事は何とも面倒な部分もあって、一日作業をしていてもほとんど進捗がない時も多々あるし、場合によっては実行した全てがボツになってしまうことすらある。

今日も一日設計をやっていたがそこまで進められたわけでもなく、相変わらず「経営者がこんなことをしていてよいのか」とウンザリとしてしまう日であった。

この経験を活かすことは従業員を雇ったときや、お客様との会話の中で、現場の気持ちが分かる、という一点に絞られるのだが、それが経営者に必ず持ち合わせるべきかと言えば、そんなことはない。

むしろ、現場の気持ちを知らない経営者の方が事業の成長ステージにおいては有利だったりするわけで、特に企業者段階から少し大きくなる段階には不要ではないだろうか、と思うこともある。

きっと、このようなタスクの性質は設計が特別という訳でもなく、ある程度どんな仕事でも同じことが言えるとは思うから、こういった考察も含めて、経験して損はないとも思っているが、ほどほどにしておこう。

かれこれ一年になるぞHP

友人経営者のHP制作についても、着手から考えるとかれこれ一年近くになってしまっているのに、乗っ取り被害について何も解決していない状況だ。

実施をしてくれた副業デザイナーにいくらプッシュをしても、原因が不明でそれを追求できる技術力がなければ、何も解決がせずに並行状態である。

それに対して、提案をいただいたのがレンタルサーバーを変更するという案だ。

格安のレンタルサーバーの中でも最も安いサーバーを使っているのだが、それを変更することで多少はセキュリティが向上するから、バックドアによる侵入が防げることを期待するというものである。

サーバー代を上げても侵入される可能性もあるし、そもそも根本解決しなければ気持ち悪いものもある。

とは言え、手が打てないのであれば、仕方ないから、友人に管理費アップを了承もらって、進めてみようと思う。

どんな小さな引き合いも案件へ

別の造園会社社長の友人からは、神社の灯籠の根元にラベルを貼って番地付けをしたのだが、どうすればよいのかと相談をもらった。

石に対してのラベル付けということなので、

  1. 彫刻で掘る
  2. 板金などのプレートで釘打ち
  3. 板金などのプレートを接着
  4. ステッカーを貼る

というような解法があることを告げると、どうもコストも抑えたいということで、ステッカーが作れないかという相談であった。

耐久性も数年という話であったので、それであればカッティングシートが良いのではないかと伝え、試作をしてみることを約束した。

どんな小さな仕事でも相談をしてもらえるというのは有り難いことなので、感謝して全力で取り組むことが大切だ。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立