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533日目 設計案件から離れると不安ばかり

早朝ワークは大切

早朝から、昨日作成したカッティングシートの貼付実験を行った。

清掃でどれだけ砂成分を落とせるのか、買っておいたローラーでの押し付け具合やフィルムの剥がし具居合を確認するためだ。

以前に簡単に確認した時には箸にも棒にも引っかからないくらい何も貼り付けできなかったので、全く無理であることも想定していたが、意外といけるかもしれない、という結果となった。

まずは、しっかりと貼り付け面を清掃することが大切で、その次に、フィルムから剥がす際に慎重に剥がすことが重要であることが分かった。

白黒反転の方が貼り付けやすいとも思って、新たにサンプルを作成してみたが、これは「東西」の感じの細かい部分が貼り付け困難であることが分かったので断念することにした。

とにかく、明日、神社に立ち寄って試し品を貼らせてもらい、この夏の過酷な猛暑とゲリラ豪雨に耐えうるかを確認させてもらえればと思う。

移動中にできること

昼からは新幹線の移動である。

その間に、この2ヵ月間、ゆっくりと頭を使うことができなかった設計案件以外の案件や今後のことについてあれこれと頭を動かすことにした。

とは言え、リラックスした状態でぼんやりとした考え事となるので、何ともアウトプットが難しいところなのだが、とにかく次の一年を考えたときには、この一年での活動以外の部分でスケールアップを計画しなければいけないという点だけは決まりそうだ。

この一年とは設計案件でベースラインを稼ぐ、という内容であるが、それについてスケールアップをはかるのであれば、単価を上げて案件を増やす、その後に人を入れてさらに案件を増やす、というところになるのだが、今のお客様の延長線上にはないことは確実に言えるため、その線はないなと思えるのである。

あるとすれば、大手を相手に常駐社員を雇用する、という方向性に限られるだろう。

そうなると、いくつかの人材派遣会社が競合となることは目に見えており、そこに対応するためには価格で優位性を出すしかなく、かと言って品質で落とせないとなれば、以前に面談をした設計外注で企業された社長がおっしゃるように、シニア層の雇用活用という手しかないように考えている。

そこまで考えると、「できないこともないが、そこまでしてやりたいことでもないな」というマインドになるのと、「もっと他に稼げる方法を考えよう」という頭になってしまう。

今のところ、インバウンドを利用した土産ビジネスが最有力であるが、その他のアイデアも考えながら、8月9月と、残された今期の時間は頭を柔軟にして考えていかなければならない。

次の受注の準備

設計案件に追われている時は、移動中も実家でのワークもCADに向かっての作業となるのだが、今は多少落ち着いた状況であるので、その間に普段できない小さなことを進めることにした。

一つが、医療デバイス用のデバイスについてのCEマーク対応だ。

受注をもらえるかどうかはスタートアップの社長による部分があるが、先月にお会いした際には「7月には補助金の結果もでるから、その結果の合否に寄らず依頼をしたい」という旨の話を聞いていたので、ある程度の情報収集を進めないといけないのだ。

信頼できるのかフェイクなのかは判断が必要だが、こんな時こそAiに頼るのがよい。

ベースラインの情報としては、どんな分野にでも対応しいてくれるし、こちらの予備知識と併せれば信頼度も上がると考えるからだ。

さっそく、デバイスに内蔵する部品の情報を伝え、CEマークに必要な試験やドキュメント、それに関わるコストについて概要を聞いてみると、試験についてはEMC試験は必要で、その施設利用料として30万円くらいは見ておいた方が良さそうという結果であった。

電波法の試験についても同様の費用と試験が必要であるが、その点については回避できる可能性が高いという点も教えてもらうことができた。

こちらの工数として100時間として60万円、施設利用で30万円、施策の費用として30万円としても120万円は必要であろう。

その他、次の案件用として8月に2件の交流会へのエントリーを申請しておいた。

かれこれ半年以上も交流会の場から離れてしまっているので、少し活動を増やしていくことも9月以降は計画をしていかなければならない。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立