仕事・転職

自分の頭の中を具現化する楽しさ

営業時代の若手の社員にこう聞かれました。設計という仕事は楽しいでしょうか?今回は、仕事のやりがい・楽しさについて考えてみたいと思います。

全ての仕事は頭の中を表現するクリエイティブな仕事

言葉、文章、絵、音楽、動画、図面、建築、機械、プログラミング、アプリソフト、アスリート、共通項は頭の中を表現すること。

人の歌の方が覚えている

どんな仕事でもコツコツと技術を磨いていけば、一流のクリエーターやアーティストの言っていることが少しわかる気がしてくる。

お笑い好きな営業マンであれば、漫才の間というものが少しわかる気がするのではないか?スポーツをやっていて反復練習の大切さを知っている人は、けっこうプレゼンの練習を怠らなかったりします。体を使って表現する・一回の本番に全力と尽くす、という意味では共通点も多いのだと思います。

昔、福山雅治さんがラジオで、自分が作った歌詞よりも人の歌の歌詞の方がよく覚えているのだ、とおっしゃったときに、あ、設計と同じだ、と勝手に親近感を覚えた記憶があります。

設計業務の中で、寸法や形の組み合わせを色々と頭の中でイメージして図面を描く工程があります。この時、最適な解決方法を見つけるために、時には頭の中で何種類も検討をして、これで行こう!と腹をくくって決めることになります。

しかし、時がたつと、あの時、あれこれ考えた検討内容は頭に残っていたとしても、最終的に決めた内容を忘れてしまっていることが多いのです。もちろん、事細かに覚えていることもあるのですが、圧倒的に忘れてしいまうことが多く、覚えているのは、あれこれ考えているだけに、ボツとなった方法の方が覚えているこのも多いのです。

勝手な想像で恐縮なのですが、あの時福山さんがおっしゃった自分の歌詞を覚えていないということと、設計で最終決定内容を覚えていない、ということが同じ理由と推測しています。とんでもない著名人と肩を並べている、と思うだけで自分の仕事が誇らしくなるものです。

試行錯誤の末のシンプルな解決策

突き詰めていけば、シンプルなスタイルに行きつく、

あらゆる表現が初期費用なしで実現できる時代

実現できるだけでなく、収入も得られる。しかも権利収入。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立