税理士をどうする!?
先週に電話をいただいて訪問する予定となっていた税理士事務所へ朝から徒歩で向かうことにした。
一軒家であることは事前にグーグルマップで知ってはいたが、玄関から入ると奥のキッチンにて商談を開始することになった。
キッチンとは言え、そこまで生活感がある訳でもなく、税理関係の本やタイムカードが置いてあったので「事務所として一軒家を使っているのかな」と思うほどであったが、帰りしなに聞いてみると「自宅兼事務所」とのことで、ちょっと肩透かしを食らった。
商談内容としては、用意していた半期分の仕訳や簡易決算書、それと定款などを見せながら、細かい論点での話をしたり、最終損益をどうするか、どこまで経費とするか、など終止話は尽きなかった。
しかし、税務関連の知識はここ数年でこちらも身についていたためか、知らない内容はほとんどなく、さらにはこちらで用意していた仕訳票があれば十分決算申告はいける、とのコメントだったので、「これならどの税理士でも同じか」と少しネガティブな印象も受けた。
起業間もない同士であるので、一緒に頑張りましょう的な、盛り上がった感じの商談も期待したが、いかにも税理士っぽく、理路整然とお話をする方で、そういう面でもマイナスイメージとなり、帰り道では「もう少し他の税理士も当たってみるか」という心境になっていた。
久しぶりの引合いもどうする!?
税理士との商談中にLINEメッセージが届いていた。
送ってくださったのは、久しぶりに温調デバイスの社長からで、内容としては次の5式分の手配をしたいという旨のメッセージであった。
10台ではなくて5台なのは、事業的にうまくいっていないのだろうと推測はでできるのだけれど、そこはグッと飲み込んで、見積をしてみますと返信だけをしておいた。
一台手もとにあるデバイスを眺めながら、必要部品の見積を進め、基板やケーシングなど再度製作をお願いする方々へも見積依頼や確認のメールを送信し、今日のところはひと段落だ。
焦点となるのはカーボン材料で、これは懇意にしてくださっていた企業の担当の方がその企業を辞められてしまったため、転注先を決めなければならないからだ。
とは言え、候補は商工会で知り合った社長のところにお願いしたいなと思っていたので、見積依頼を投げかけてみた。
いい返事が来ることを願う。
頭の中は新規事業でいっぱいだ
設計案件が落ち着いて、少しずつ色々なことが動き出したが、もっぱら時間をかけているのは新規事業の目玉であるお土産ビジネスだ。
明後日はデモを予約しているので、久しぶりに大阪へ出向くのだが、そのついでにどこか寄りたいな、とふと思いつき、イノベーションセンターのイベントを検索したみた。
すると、にラッキーなことにちょうどその日の午後から、オープンイノベーションを検討している大手企業によるピッチイベントが開催されるとのことで、すぐさま参加のエントリーをした。
デモの時間が逆転していたら参加もできなかっただろうし、距離的にも二駅違いという、こういった偶然がある時には、何か良い出会いがある予感もするので、新規事業を展開するのによい協業先や、さらなる別の事業の足掛かりとなる出会いが待っているかも知れない、と想像すると楽しみで仕方ない。