仕事・転職

維持する力

サラリーマンも調子の良しあしがある

スポーツ選手のインタビューを聞いていると、

「今日は調子が良かったから初めから飛ばしました!」

とか、

「調子が悪いなりにうまく動くことができました!」

というように、自分の体の部位一つ一つを確認して、その日の調子に合わせたパフォーマンスをされていることがコメントからうかがえます。

素人の私には分からない感覚で、聞いていて、いつも、すごいなぁと感心しています。

プロ野球選手にあこがれていた私にとっては、小さいころに、その調子というものをどうやってコントロールするのかを教えてもらえれば、もう少し上手い選手になれたのではないか、と思うのです。

(調子が良くてもそもそも能力がないからプロ野球選手にはなれなかったでしょうけれど・・・)

一般人の私でも日によって調子の良し悪しがあることくらいは感じられるのですが、これがどうもコントロールできません。

調子がいいと思っていても仕事でミスするわ、ちょっとしたことで集中力が途切れたり、もどかしい自分と葛藤しながらここまで20年働いてきました。

判断力と発想力を重視したい

体の調子と頭の調子のバランスというものは人間誰にでもあるのでしょうけれど、基本的に私たちは頭を使う職業であるため、スポーツ選手ほど体のケアはしていないのが普通です。

とはいえ、肩こりや腰痛、目の疲れなどの影響で集中力が途切れることもあることを考えると、体のケアは大切なのだと、40歳を過ぎたあたりからつくづく感じます。

・なるべく生活リズムを崩さない

・休みの日、飲んだ次の日、どんな時も朝起きる時間を固定しておく

・仕事以外のことで余計な判断をしないように整理整頓に心がける

・ものを探す回数も減らすためにも整理整頓は大切

・運動ができなくても最低限歩くことは続ける

・体重、体温はこまめに測る

・歯科や耳鼻科に定期的に通う、場合によってはオペもしてもらう

呼吸法やデトックス、瞑想なども興味があるので試していきたいと思っています。

色々と自分なりのルールを決めて生活しているのも、仕事で最高のパフォーマンスを発揮しるためです。

会社員として働いていると、病気で体調不良以外は、例えコンディションが悪くても朝会社に行って夜に帰ってくるという生活です。

それどころか、自分のコンディションとは関係なく、急な出張や来客は当たり前ですし、会議は周りの都合で次から次へと召集されます。

そんな会社員生活が長く続いてしまったせいか、自分が一番パフォーマンスを発揮させるのはどの時間帯なのかということすらも意識しなくなっていました。

20代のころは設計業務が主たる仕事だったため、この時間が集中できる、とか発想力が働く環境とか、そういったものを工夫して仕事をしていました。

起きている時間は、ずっと最高の判断力と発想力を維持しておくのが理想なのかも知れませんが、そういうわけにはいきません。

なんとなく、生活リズムを一定にして、レベルの低い行動についてはルーティーン化して頭を使わずに、使うべくして使うときにフル回転させる、というのが正解なのは分かります。

分かっているけれども、朝の行動すらルーティーンにできずにバタバタしている自分に嫌気がさすこともありますが、あきらめずにリズムを作るように努めたいと思います。

行動力って何なのだろう

その点、自ら行動するという行為は判断や発想が不要なので、動いてしまえばよい気がします。

それなのに、この行動力がない人が多いと言われていて、もれなく私も行動力が乏しい部類かと認識しています。

それでも、この半年で、ブログを始めて、副業としてライティングも始めて、気が付いたら会社も辞めて転職して、通勤手段から時間まで何から何まで違う生活をしています。

友人たちからは行動力があると言われますが、実際には、さかのぼることさらに半年間、何も行動できずに、ただ早起きして、悶々とA4用紙にメモを書き続けるということをやっていました。

半年間、考えや感じていることをメモに書き記さないと行動ができないくらい、行動力はないのだと自覚しています。

今は、もっと瞬間瞬間で判断して、常に行動している人になりたいと思っています。

仕事も生活もガラッと変わっても何も、変わらない何かが心の中にあるのは、きっと判断と発想を早く回して、行動し続ける人になりたいという、私の目標がもやもやとさせているのだと思います。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立