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600日 ビビるだけでなく行動を

背筋が凍る返済開始の猶予

朝一番で向かったのは信金で、初年度通期の報告を担当の方に伝えるためであった。

アポを入れた1ヵ月前は税理士探索中ということもあって、9月25日までには報告書類をしっかりと揃えられるだろう、なんて思っていたが、結局用意できたのは8月末までの伝票を処理した仕訳票とそれを元に出来上がった損益計算書だけであった。

それでも、かれこれ1時間はみっちりと話ができたと思っていて、ひとまずは安心いただけたのではないだろうかと感じている。

しかし、「これで初年度が終わり5か月後からは返済が始まります」と言われると、分かっていたつもりでも具体的な心の準備ができていなかったこともあり、「ヤバい」っととっさに背筋が凍る感触に襲われた。。

事務所の賃貸契約に加えて返済も始まれば、それだけで月額の固定費が12万円肩にのしかかるのであって、逃げたくなる、泣きたくなる思いに駆られてしまうのだ。

だからこそ、日銭を稼ぐための施策を講じているのではないか、と自分に言い聞かせ、補助金の採択の結果がどうであれお土産ビジネスを一回やってみない事には5か月後もあり得ないのだ、と心の中で気持ちをなだめるしかできなかった。

資金調達も現状では打つ手もないのだから、とにかく「売り上げを立てること」という、初年度以上にがむしゃらな1年にしなければならない。

滑り込みの助成金相見積と展示会ポスター

やってみれば意外とすんなり終わるのに、中々着手できずに結局締め切り間際になって慌ててしまう、というのは癖となっていて抜けそうにもない。

今抱えているタスクにおいても、助成金の申請、もう一つは次週に迫った展示会のポスターの締め切り、とギリギリになっているのに完了できていない。

助成金の申請は、書類を用意すればお客様の方で郵送するだけの状態になっており、残すところは相見積もりを取るだけとなっていた。

お客様に相見積を取る取引先もなさそうなので、知り合いに頼むしかない状況ではあるのだが、知り合いの知り合いへ、という依頼の流れだと間に合いそうもないので、直接お願いができそうなリフォーム関連の友人にお願いすることにした。

快く引き受けてくれて、今日の依頼にも関わらず、夕刻には仕上げてくれたのだから、感謝しかない。

もう一つの補助金のポスター掲載内容であるが、これはもう、フォーマットが決まっているので、文字数に合わせて文章を作るだけだ。。

幸いにもchatGPTに補助金の事業につての情報を食わせているプロジェクトがあったので、その続きとして、ポスター用の文章を生成してもらうことにした。

やってみれば1時間もかからずに完成させることができ、信金から大学交流会へ行く合間の時間で十分に対応することができ、浮いた時間で、不動産契約用の法務局に行って会社登記を受け取ることもできた。

夏場は行動量が減少していたので、涼しくもなってきているので、今一度ギアチェンジをして動くように心がけたい

大学関係へ食い込め

午後からは、本来であれば半日かけて、セミナー勉強会と研究室の見学、カフェエリアでの懇親会、という年に4回のイベントなのであるが、ここのところ最初からの参加ができておらず、研究室の見学から参加させていただくことが多い

去年初めて参加したときから声をかけてくださっている、大手企業を早期退職された方とは、だいぶ親しくなれたように感じており、先月もメールのやり取りをさせていただいている。

大学の研究の企画部門のような部署で、理工学系の研究室の予算策定から研究内容の指南までされているというのだから、魅力的な職業である。

その部門に、大手企業に勤めていた会社の先輩にあたる方も今年から転職されたようで、前回の参加の際に声をかけていただいていた。

こちらとしては、表向きは「アカデミアの発表や研究所を見させていただくのは筋トレのようなもの」と話はしているが、裏の魂胆としてはやはり「何かしらのお仕事が欲しい」というところに繋がってくる。

「学生の研究のサポートをしてあげてよ」「予算がついたら発注お願いしたいこともある」「まずはメールやりとりしよう」というように、元同僚とは言え、直接仕事を一緒にしたこともない方から暖かい言葉をいただくことができた。

しっかりと関係を構築して、いよいよ大学の仕事もスタートさせていこうとワクワクする気持ちになるのだが、まずはメールをお送りして、改めて訪問の挨拶をさせていただくことが先だろう。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立