最終納品 終わりよければ次につながる
土木関連部品については、数か月間に渡って分納対応させていただいていたが、今日で全て完納という形となった。
ネジ部のピッチ不整合というトラブルもあったが、結果的にはこちらにミスがあった訳でもなく、それなりに満足していただけるものを提供できたのではと捉えている。
年明けに、またお仕事をいただけるという話であったので、そのリピートに対してもしっかりと対応をしていきたいところだ。
終わり良ければ総て良し、なんて言う言葉もあるが、リピート獲得を一番に掲げる経営方針である場合には、終わりが好印象でなければ次に続かない訳で、とても大切な心構えである。
何故お断りを言えないのか不可思議な出会い
土木部品納品の帰りに立ち寄ったのは、お土産ビジネスで相談をさせていただいていた草履屋さんだ。
先日電話した際には「面白い試みですね、やってみることは応援します」的な回答をいただいていたので、こちらとしてはてっきり、接着前の部材で仕入をさせていただけるのではないか、と勘繰ってしまっていた。
立ち寄り程度であれば、ということでご挨拶をさせていただき、製法について特に接着の部分について、塩ビとEVAは普通にゴムボンドで接着しているとのことで、圧力を加える部分で接着強度に差が出るという話であった。
そこまでお聞きして、はたと「あ、この方、全く持って部材の状態で材料を提供する気はないな」ということを感づいてしまった。
よくよく考えれば、丁寧な言葉を使う中にも、どこか前向きではないワードを使われていたし、言っていることと反対の意味を持っていたのを、こちらも早く気が付けばよかったのだ。
決定的となったのは、「補助金を使って10万円分を仕入させてほしい」というこちらの要求に対して、到底論理的ではない工程上の理由を突き付けてNOと回答されてきた点だ。
であれば最初から、「部材提供という対応はできない」とはっきりと言っていただいた方が、スッキリするし今後もお付き合いができそうな気分になるものなのだが、どうもその点について、経営者としては不可解に思うところなのだが、会話を続けてしまった以上は今後の何かの役に立つ経験をしたとして、次のアクションを考えていきたいと思う。
設計案件を終わらせよ
夜からは気を取り直して、2週間も先延ばしにしてしまっていた設計案件を進めることにした。
簡単な構想はエンドユーザーの方が対応してくださっているので、その意図を汲んで詳細な設計をするだけだが、ふたを開けてみないと分からない部分があったので、恐る恐る内容を確認してみた。
多少、意味不明な設計意図が含まれているが、概ねは理解ができて、この三連休で進められそうな所まで確認がとれたので、久しぶりにスッキリとした形で一日を終えることができた。
明日からの三連休もしっかりと働いて、家族ともコミュニケーションを取って有意義に過ごすようにしたい。
