納品はいつでもドキドキする
午後からの交流会に合わせて、少し遅めの時間ではあるが11時に大手ハウスメーカーの研究所を訪問し、実験キットを納品させていただいた。
心配なのは、20万円の費用をいただいて、「こんなにしょぼいモノを」と思われないようにしなければならない、という思いだけであった。
直前に100均に寄って、取扱説明と言いつつ、デモンストレーションも兼ねている面会に必要なアロマ試料やら道具を買い揃えて臨むことにした。
半年前に紹介を受けて訪問してから半年、その間、一度オンラインを実施はしたが、実際に担当の方にお会いするのは2回目となるということもあって、振り返れば少々緊張した状態で対面していた。
一通りの動作をお見せして、取り扱いも説明し、事なきを得た形ではあるのだが、「とりあえず来期予算も申請しておいたので何か作ってください」的なコメントをいただくことができたのは嬉しい限りだ。
この案件は、小規模事業者向けの自動化にもつながる小物案件としての事例でアピールできればと思っての受注であったのだが、思いもかけずリピートにつながりそうで、一安心したところだ。
知り合い増えて交流会も板についてきたか
納品後のその足で、次のワークショップ交流会の場に向かう道中、いつも通り昼を挟む移動については運転しながらの手作り弁当で昼食だ。
それでも少し時間が余ってしまったので、調整時間はアロマキットの続きとして、改造できそうなディフューザーを探しにホームセンターをハシゴしたりした。
この交流会は昨年も参加しており、一年の経過を早く感じるとともに、何も成長していないのか、それでも少しは仕事をいただけるようになって成長してきているのか、不思議な気持ちになる。
他の交流会等でも何度もお会いしている方もいらっしゃって、完全にアウエーであった昨年と比べると、少しホームに来ている感じも出てきて、参加してよかったと思う。
企業を運営するうえで、地域との関りは重要であるし、知り合いが増えてい行けば、どこでどんな繋がりがあるか分からない。
カーボン材料の製作をお願いした社長に、小口の案件を依頼してしまいお詫びを伝えると「設計に関して分からないことが出てきたら相談させてください」なんてお言葉をいただけた。
社交辞令かも知れないが、少なくともこちらを認識してくださっていることに、板についてきた実感を味わうとともに、感謝の気持ちになる。
リピート案件の先行手配
ロボット架台のリピート案件については、エンドユーザーからは年始の納品と伝えられていたが、お客様の意向としては年内に確認のために一度納品をしたい、という申し出がきた。
そうなると、ミスミで発注をする部品については大丈夫だろうけれど、加工部品の納期が心配になってくる。
履歴を調べて、昨日に見積依頼をかけていたのだが、早々に見積回答をいただくことができ、何とか23日頃には間に合わせていただけそうとのことであった。
交流会から戻って、すぐさま発注書を発行させていただくのに加えて、板金関係はオンラインで手配することになるため、そちらも見積もり依頼をかけておくことにした。
これで、この件については、残りの部品の手配や、他の大量の部品を落ち着いてリスト展開し、年末に組み上げて納品するという段取りが見えてきた。
