特注納品に一定の達成感
画像認識カメラの特注対応として、緊急停止ボタンユニットを一ヵ月かけて製作をして何とか納品することができた。
あわよくば午前中2時間くらいで完了するかと思っていたが、シグナルライトのブザーの接続やソレノイドの吸着力等の微調整の兼ね合いで、予想以上に時間を費やし、完了の報告は14時を過ぎてしまっていた。
経営状況が良い食品加工工場ということもあっては、このお客様は出会った頃から皆様温和で、現場の方々も全員挨拶をきちんとされている気持ちの良い企業で、今回も特注対応に対して、一定の評価をしていただき、現状に満足いただいた感じがある。
請求に対しても10万円以下で申請をしていますので大丈夫ですよ、と声をかけていただいたので、7万5千円で請求したいと考えている。
かれこれ三台のカメラを納入させていただいて、その間に小規模な移設や特注対応をさせていただいているので、累計で200万円程度の取引をさせていただいている、筆頭の得意先である。
今後も、コミュニケーションをとって次のお仕事をいただけるような動きをしていきたい。
こういうタイミングで紹介がある
現場へ向かう運転中、それもまだ9時になる前の早い段階で、産業センターの方から着信があり、新規案件の紹介をいただくことができた。
大手企業の下請け電気設備会社とのことで、100名規模の企業であるが、この先の新規事業としてロボット関連をやりたいと考えている中で機械設計者を探している、との内容であった。
ちょっと想像するに、ドンピシャな案件ではないかと直感した。
- 専門が機械系ではないという点では細かい突っ込みがなさそう
- 規模もそこそこで新事業ということで経営状況は良さそう
- 業界的にも前職で繋がりもあり会話はできそう
これから商談に当たるに際して、こちらが上手く誘導したいのは、
- どういう形態で契約を交わすか
- スモールで始まるにはベストであることをうまく伝える
- これまでの経緯から安心感を与える
- とは言えハードルを上げないように釘をさす
- ゴールイメージを統一して一緒に歩む
と言ったところだろう。
その上で、一番大切なのはフィーリングが合うかどうか、という継続したお付き合いをするには最も大切なことを、これから面会するにあたって、こちらもジャッジをしなければいけないだろう。
ITコーディネーターで次回講師
現場から戻って夜はITコーディネーター協会のセミナー&忘年会に参加してきた。
セミナーは例会に組み込まれて持ち回りで講師をするのだが、次回の講師を仰せつかっているということもあって、前回に続いて今回もしっかりと現地での参加をさせていただいた。
話を聞きつつ、次回のテーマ構成を頭にぐるぐると巡らせながらメモを取ると
- 自己紹介
- 協働ロボットやVARの動向
- 自動運転やライダーなどのセンサーの仕組みとAi
- 品質管理としての画像認識とAi
- DXとしての機械図面の現状
- 加工業者とECサイトの違いや現状課題
というような骨子はある程度出来上がった感じがしている。
宴会の場でも幹事の方から、「知らない情報もあるからITにこだわらず発表してもらえたら皆さん興味ありますよ」と声をかけていただき、少し肩の荷も降りて、よしやるぞ、という気持ちになることができた。
日程は3月4日と決まって、少々先の話となるが、久しぶりの講師案件ということもあるし、しっかりと事務局と連携をして対応をしていきたい。
