仕事・転職

人生折り返してからの夢を描いた方が楽しい

仕組み作りが上手い社長

世の中の儲かっている中小企業の社長はとにかく仕組み作りが上手です。仕事の量が増えてきたら工程を整理して、できる限り外注に回すようにしています。

外注に投げてしまったら、ノウハウが蓄積されないとか、技術が流出するとか、懸念点はありますが、そこはお構いなしです。

技術が流出するよりも、仕事に溢れていい仕事ができなくなるリスクの方が高いと判断しているからでしょう。会社の規模を大きくして技術を取り込むときにはM&Aで、と企んでいるのかも知れません。

当然、個人経営で一人社長一人社員の会社でなければ、一人よりも二人、二人よりも三人と相乗効果が生まれた方がよいわけです。単純に従業員が増えた分だけの売り上げや利益が足されるという状況ではあまり人を増やす意味がありません。

そう考えると、経営者は何とかして効率よく仕事を回そうと頭をフル回転させて仕組み作りを考えているわけです。仕組み作りが上手な会社は儲けもよいという相関関係は高確率で成り立つと思います。

稼ぐ仕組み作り

一方で、稼ぐための仕組み作りは難しいように見受けられます。稼ぐとは、新たな事業が立ち上がるように0から1にするための仕組みです。

打率3割あればいいと言われるバッターと同じように、事業も失敗されている社長の方が多いと聞きます。

仕事のやり方や、効率化、売り上げを伸ばしていく方法、こういったものは前例も多く、書籍でたくさん紹介されていますし、論理だてて考えればうまくいく確率が高い業務だと思います。

とにかく、一発あてる、0だったものを1にするために稼ぐこと、これについては仕組みを作ったところでうまくいかないのでしょう。唯一、可能性がある方法とすれば、数を打てる風土作り、チャレンジすることを止めない仕組みにする、ということでしょうか。

私も、転職して2ヵ月半、そろそろ一発あてないと存在意義がないと感じてきています。かと言って、スマートなやり方で0から1に稼ぐ方法は見あたらないので、泥臭い方法で何とか受注にこぎつけられるように動いているところです。

稼ぐ何かを見つけたら

稼ぐ方法が見つかったら、すぐに独立しようと考えています。小さな会社に入ると、色々と勉強することがあり、2ヵ月ちょっとしか働いていませんが、いつでも独立できそうだなぁ、という感覚にはなってきています。

特別にこれ、という根拠や学んだことを言語化できていませんが、何となくこんな感じで経営していくのか、というイメージがついてきているのかも知れません。

ただ、何を生業として稼ぐか、という点については明確にあるわけではないので、まだまだ辞めずに働き続けますが、将来の夢としてこんな事業展開にしたいなぁ、という青写真は作っていこうと考えています。

その青写真に向かって、一つ事業をあてる、それを元手に事業を拡大・展開していく、その道のりが楽しみでもあります。

40歳を過ぎて、こんなにも夢を描くことが楽しいなんて思いもしませんでした。焦るわけでもありませんが、早く0から1にする稼ぐ何かを見つけたいなと考えている今日この頃です。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立