711日目 一つ解決するも課題は多い
一回目の納品は無事に完了
輸送時のダメージが多少あったものの、何とか一次納品は完了したが、予想以上に現場にはりつかなければならずに少々予定が狂った部分がある。
というのも、エンドユーザーとしては納品して終了ではなく、来週の移設に備えて、ロボットとPCの接続までをレクチャーするというところまでを想定されていたようで、結局、昼食を挟んで、17時頃までの作業となってしまった。
大手と言うこともあって、緩い取り引き条件ですすめさせていただいていたので、仕方ないと思うところで、次の安全柵の注文もいただけそうな雰囲気であるので、こちらとしては、全く気にしていない。
しかしながら、間に入っていただいているお客様は、そういうわけにはいかず、売り上げ規模が1%にも満たない、なおかつ薄利なこの案件は、社長にとっては面白くない案件であることは明白であるからだ。
将来的には複数のリピートがあり得る、とは言われるものの、具体的なイメージが湧かないのだけれど、社長には良い様に伝えているはずで、そうなった場合には、事業規模からして全国展開は難しいだろうという懸念点はあるわけで、その点について、営業担当のお客様には直接警告が発動していることは簡単に想像できる。
つまり、企業間としてのやり取りという断面においては、社長対社長という関係性を構築できていない上に、営業部長と仲良くやってしまっている状況は、社長がこちらに抱く心象は良くないのではと察知している。
この件については、安全柵で一旦打ち切りとして、別の案件で関係性を再構築できればと思うところではあるが、やはり最初の一歩目からボタンを掛け違えている社長とはうまくはやれないような、そんな気もしている。
大手からの継続受注もあり?
可能性は極めて低いが、上記の案件で例えば年間に5台程度のリピートが得られるのであれば、それだけでベース売上として600~700万円を見込めることとなるのだから、大手の下に潜り込む例としては参考になる部分が多い。
お客様に聞くと、何でも最初は、来場者の少ない展示会において隣のブースで仲良くなったところから話は始まったとのことであるから、ビジネスは分からないもんだ。
そして、内容としても、大手企業の開発部門の試作やデモ機を製作するという地点で入り込めているので、量産化された場合に独占できる、という、これも教科書通りのストーリーの案件でもある。
来期以降は安定したベース収入が事業テーマとなる訳で、その一つの方向性として「大手からの下請け仕事を定期的に受け取る」という施策がある。
- 開発部門に入り込んで量産化の前段階で他をロックアウトさせる
- 開発に限らないが、体の良い外注先として受け入れてもらう
- 研究開発用途の実験機器を設計製作する
- 展示会用途のデモ機やノベルティを製作する
- 実験の前処理などの手作業の自動化、半自動化
- PLCを使った試作機の設計
これらは、全て2年間の実績の中で直接話をいただいたりしたものであるので、一定数のニーズはありそうであるが、生産設備を有していない以上、定期的な安定した収入になるかどうかは微妙なところだ。
設計外注として常駐する、というビジネス以外には難しいのかも知れない。
3つの受注前活動の考察
大手ではないところでの大型の受注案件としては、現状3つが挙げられる。
工場のロボット化については、お客様の担当エンジニア長の方からメールが届き、現状の資料を添付いただいたので、それに対して確認をしてコミュニケーションを取らなければならない。
店舗自動化については、お客様とエンドユーザーが今日打ち合わせを実施したとのことで、補助金申請のサポートをしていくのが現状のフェーズで、しっかりとできる対応をして、安心感を与える必要がある。
ラボ機開発については、来月の会合の日程だけは決まったものの動きが止まってしまっているので、今週中には特許を全て印刷して一通り読んで把握するという作業をいれていきたい。
目的としては、先方へ質問事項を立ててコミュニケーションを取るということなのだから、これ以上は間を開けずにメールをしておきたいところだ。
