切り裂かれる思いとお褒めの言葉

午前中に予定を入れていたのは信金での返済開始の手続である。

早いもので、契約をしてから一年半が過ぎてしまっていて、いよいよ返済が始まってしまう訳であるが、300万円の借入に対して、5年60回払いということで、月々5万円+利息のキャッシュが出ていってしまうのだ。

アトリエの家賃5.5万円、電気水道料で1万円、返済で5.5万円ということで、ざっくり12万円が固定費として加算されることとなり、グッと肩を押しつぶされている気分である。

しかし、逆に言えば、1年半前の契約がなければとっくに事業を畳んでいた可能性が高い訳であるし、アトリエにしても、契約をしていなければ、お土産ビジネスはもとより、これからの事業展開としても、自宅兼事務所のまま何年も活動をし続ける訳にはいかないのだから、何度考えても必然であったという結論に至るのだ。

でれば、先を見据えて売り上げを上げていく、これに頭の中を集中させるしか解決策はないのだ。

一方で、信金の担当の方からは、「1期目で1000万円の売り上げを達成できたのは大したものです」というお褒めの言葉をいただくこともできた。

実際に、1年足らずで店じまいをする事業者は一定数存在するのは事実であるし、誇張でもなく、客観的な意見として、いい線をついた事業進捗をしていると認識してよいのだろう。

一つの自信として、残りの8ヵ月で3000万円を達成できるように、一つ一つやるべきことをやっていくだけだ。

自動化の本丸案件を動かせ

店舗自動化については、補助金の採択をもって受注となるため、そこはお客様に頑張ってもらわなければならないが、もう1件、工場の自動化については何としてでも動かしていかなければならない。

AMRや協働ロボットについての知識が不足している点もあるため、少しずつ調査をしたり、今日も取引先や知り合いに電話をして中国メーカーを聞いてみるなど、どのような構成が良いのか、あれこれ考えてみた。

そんな中で、ふと頭をよぎったのが、色々と課題は多いのは確かであるが、そもそも、要求事項もフワッとしているし、さしあたり足りていないのは、お客様とのコミュニケーションなのではないか、ということだ。

お客様やその先のエンドユーザーとの太いパイプもなければ、単に年末挨拶で、地域のコーディネーターの方から紹介をいただいた、という程度の間柄で、勝手に突き進んで構成を検討するなんて、ナンセンスと言わざるを得ないからだ。

そう思うと、すぐさま、お客様へメールをして、近いうちにもう一度打合せをしましょう、という話を持ち掛けて、金曜日の週末に失礼ながら、お願いをして返答を待つことにした。

連日の失注にも負けるな

前向きなメールをしたちょうど直後に受信したメールは、バーコード読み取りの案件について、失注しましたというお知らせであった。

年末に電話を入れていたので、年始の挨拶で再度メールか電話をしようと思っていた矢先であって、大変ショックな通知を受けてしまった。

理由はコスト、としか文面上に書いていないので、それ以上は推測するしかないのであるが、他社で安くというところであれば、致し方ないのかも知れない。

やはり、直接エンドユーザーと交渉ができない状況は結構厳しいものがあると感じたところであるが、落ち込んでもいられない。

まずは、今一度原点に立ち返って、この仲介業者様にご挨拶に赴いて、顔と名前を一致していただくようにしなければ、さすがに数百万円の受注をいただくことは虫の良い話なのだろう。

と言うことで、週明けにメールの返事が来るか分からないが、メールが来なければこちらから電話をしてでも、一度ご挨拶に向かわせていただくように、したいと思う。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立