929日目 ものを大切にするという原理原則
軸径違いに焦るもひとまず対策
一発ものの装置の場合、設計をした部品が入ってきて組み立てる際に設計検証も行うことになるのだが、情けない話、すんなりとOKになる事が少ない。
本来であれば、材料が揃った段階でまとめて組み立てる方が効率が良いのだけれど、これほどミスがあるのだから、都度、設計検証をしてダメであればすぐに代替品を手配、という作戦で進めなければいけない状況にある。
今日も、何かの虫の知らせか、モーターとスライダーを取り付けてみようと確認したところ、メーカー付属のカップリングでは軸径が8mmと10mmで異なることが判明した。
メーカーに代替品を探してもらうなど、いくつか対応策を考えてみた結果、大きなトルクが頻繁に負荷される訳ではないので、延長パイプを使用することに決めた。
このパイプならば、Amazonで即日入手できそうなのが一番の理由である。
日曜日の朝から大いに焦ったが、ひとまずは代替案を立てられたし、入荷してきたパイプに明日追加加工を施して、検証をしてみたいと思う。
社有車洗車で思うこと
次週は、社有車を息子の合宿で使用する予定となっているため、社内外を洗車するのに時間を費やした。
スポーツ選手が道具を大切にするのと同じように、一般人であっても普段使用する道具や家電、さらには自動車まで、すべてに愛着を持って使用することが、人間の生命活動にとって大切なことなのではないだろうかと思うのだ。
モノを大切に使うこと、適切に適度にメンテナンスも実行して、長くその機器なり道具なりを使うことは、使い捨ての経済性とは真逆ではあるが、未来がどんな状況になっても、真理として人間が持っておかなければいけない理屈とも言えるのではないだろうか。
いや、使い捨ての消耗品であっても、その先の廃棄のされ方を考えなければいけない訳であって、やはり長期的な目線でのライフサイクルは見過ごしてはならないのだ。
逆を言えば、メーカーとしては、長く使ってもらうことこそが、事業活動の目的の1丁目1番地であって、確かに使わずに置物としてもらえる商品を製造することは、オイシイ商売ではあるけれど、それを狙うことはある意味特殊なケースと捉えた方が良さそうだ。
昨今騒がれているフィジカルAIについても、長期的に使用するメンテナンス性やリプレイス性などの経済性が整わない限り、実用化は難しくなると思わざるを得ないし、この真理は、今後の講演活動の機会には必ず言うようにしようと思う。
だからこそのクローラー設計
スマート農業においても、先日、ようやく一回目の実証を終えたばかりで長期的な目線での対応ができていなかったが、予算の範囲内とは言え、やはり、長く使ってもらえることを大前提に、残された1ヵ月間で一生懸命に頭を使って考えなければいけないという思いに至る訳だ。
課題としては、本来であれば残すはカメラのみ、というところなのだが、先の検証で新たに浮上した「大きな石でスタックした際の回避方法」を何らかの形で提案しなければいけない。
オートで培土器を上に上げるなどのアイデアは要求されたが、ひとまずは今回の予算の範囲内で、何かを提示して、追加費用とは切り離したいところだ。
培土器の取り付け部分を回転できるようにして、バネで引っ掛けておき、石に捕まったら回転して逃げる方向で考えたい。
バネの強さでどれだけ戻るかはやってみないと分からないが、とにかく思いを込めて、低コストで上手い対応を考え抜くしかない。
