目標は身近な友達
人生の道しるべを歴史上の偉人や著名人にするのではなく、身近な友人に置くことにしました。
自分の身の丈に合った目標地点としては、ちょうどよい距離にあると感じるからです。
日経新聞の「私の履歴書」を読んでいますが、この連載に採用される人から何かを学ぼうとしても、どこから手を付けていいのか全く分からずにいました。
「自分は偉人や著名人から学ぶに至らないくらい基礎ができていない」そう思い、著名人から学ぶことをいったん辞めることにしました。
身近な人を目標にするメリット
近い存在の人を目標にすれば、悩みを相談しやすいのがメリットとして挙げられます。仲のよい人であればなおさらアドバイスしてくれることでしょう。
私の場合には、独立している2名の友人を目標に定めました。変なもので、大手サラリーマン時代には、同級生と話をする際には、お互いに出世の状況や収入のことばかりが気になっていたためなのか、人生のゴール地点を明確にして話をすることはありませんでした。
それが、中小企業の社長をやっている友達と話をするときには、そういった邪念が一つもなく、純粋に人生についての話を友達とできるのです。
大手の会社員は、無意識のうちに人生の歩き方を会社に委ねすぎてしまっていると身をもって感じました。
人生が好転しているかどうかは1年後に分かる
道しるべとなるターゲットの人を身近な人において、人生のゴールを定めなおしたところから、何かが好転している、と感じられるようになりたいと考えています。
1年後には言い切れるように、そのためにはコツコツとインプット・アウトプットを続けていくしかないのだと思います。
この半年はがむしゃらにやってしまいましたが、もう少しこまめに振り返りを入れて、コツコツと進んでいることを実感する時間を作ろうと考えています。
1年後に何をしているか分からないなんて、40歳を過ぎて考えるとはちっとも思いませんでした。
1年後の自分を楽しみに、コツコツとやっていきたいと思います。