設計・ものづくり

人の仕事はなくならない

業務効率化

大手でも中小企業でも、業務効率を上げるために仕事の縦割りを考えることはよくあります。

例えば、営業においては、外回りをしている営業マンが事務所に戻ってから事務作業をするよりも、事務作業の部分を営業業務として別の人が対応していれば無駄が省けて効率が上がります。

「○○業務」と名付けられている部署は課は少なくありません。この部署の人たちの仕事としては、一連の仕事内容を縦割りされ、主に事務作業に特化して対応する部隊と位置付けられます。

一般的には業務部隊はマニュアル通りに作業をするイメージで、臨機応変に対応したり、クリエイティブな仕事をすることはありません。

縦割りが社内摩擦をよぶ

縦割りにすると確かに業務効率は上がるのですが、一方で業務をこなす現場目線でいうと、業務をお願いする側と受ける側とで摩擦が生じることはよくあります。

「決められたルール通りに依頼をしてくれいない」

「業務部隊とは言え、もう少し臨機応変に仕事してほしい」

というように、依頼する側と受ける側で不満が生じてしまうためです。場合によっては、ストレスに感じてしまう人もいるため、業務効率化のために仕事を分断する場合には要注意です。

これからの社会

業務をこなすだけの部隊は今後はどんどん縮小されていくと予想されます。

システムやアプリが充実していくため、単純作業やマニュアル仕事は人の手を介さずに実行されていくようになるためです。

一方の業務を依頼する方、臨機応変に対応する部隊やクリエイティブな仕事をする人は重宝されていく時代となるでしょう。

重宝されると言っても、効率化となるツールや機械は進化をしていくため、あぐらをかいていると仕事を失っていくことでしょう。

逆に、事務作業をしてる人でも巧みにツールを操って、より付加価値の高い仕事ができるようになれば、どんどん仕事が増えていくはずです。

何事も時代の流れにのって、人間としての価値をいかに出すかが大切になってきます。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立