後付けでもよいから転職の目的を
大手企業から中小企業に転職して5ヵ月が過ぎました。
改めて思うのが、転職の目的を明確にしておいてよかったということです。
「転職をして何もかもが良かった」というのはあり得ません。転職して悪化したという面も一つや二つは必ずあるものです。
そんな時に心のよりどころになるのが、転職の目的です。
・とにかく、ブラック企業から抜け出せればよい
・収入がアップさせたい
・自分のやりたいことがやれる会社に行きたい
会社ですから、悪い面があったとしても、「転職の目的が達成できていれば問題なし」と割り切って、心を落ち着かせることができるのです。
次のキャリアプラン
転職の目的が明確であることは、つまり人生の目的が明確になっているとも言えます。
私の場合は、転職の先に「将来の独立」がありました。
「何を生業として独立するか」までは決めてはいないものの、転職後の会社に終身勤め上げることは全く考えていませんでした。
そして、5ヵ月たった今は、明確な事業プランまでは立てていないものの、おぼろげながら独立に向けた道筋を描けつつある状況です。
思い立った時に転職してよかったと、心から感じています。
何よりも、この歳にして「将来の夢」を自由に描いている状況に幸せを感じています。
周りの転職組の話を聞いていも、「転職しなければよかった・・・」とはさすがに考えないとしても、「別の会社に転職しようかな・・・」という気持ちがわき出ている人は少なくないようです。
転職をきっかけに、自身の将来について考えて行動するようになってきているのです。
「一度転職癖が付くと、転職ばかりを繰り返すからよくない」というコメントを以前勤めていた会社でよく聞きました。
私も、転職を繰り返すことはよくない、と考えていた本人です。
はたから見て「転職を繰り返して迷走しているな」とすら勝手に想像していました。
今思えば恥ずかしい限りです。
少なくとも転職をした人は、大きな決断をして転職をしたという経験を持っていて、明確な人生の目標を持って更なるステップアップをめざして転職を繰り返しているのですから。
不安を消すのは行動のみ
40半ばにして独立なんて無謀だ、誰もがそう思いますし私も思います。
子供たちが成人するまで、まだまだ長い道のりですし、家のローンもあります。
それなのに、リスクをとってまでも独立に突き動かしているものは、「ずっと青春し続けたい」という思いだけでした。
しかし、動いてしまったののの、日々不安がつきまといます。
そんなときに、不安を消してくれるのが、朝活であったり、資格取得のための学習であったり、独立に向けた投資であったり、とにかく行動することだけです。
大手企業を辞めていきなり独立するのではなく、中小企業へ行く道を選んだのは、大きなリスクをとらずに、ワンクッションを置く、会社の仕組みを勉強する、というつもりでした。
今もその状況には変わりありませんが、ダラダラと今の会社に頼ることは、想定していませんので、今の活動の延長線上で早く独立ができるように、とにかく行動を繰り返さないといけないと考えています。
不安のかき消すために行動するときにいつも意識しているのは、スキーやスノーボードの初心者のときに、思い切って谷側に体を倒すイメージです。
ビビッて山側に重心が残っていると、かえってしりもちをついてうまく滑れなかった記憶があります。
思い切って体を倒していきたいと思う今日この頃です。