東京出張の2日目も展示会に行くが、その前に2件のアポイントを入れることができたのは、少しずつ成長していっている証拠と言えるだろう。

気長に浅いお付き合いを

10時に東京駅の喫茶店で待ち合わせをしたのは、補助金活用にてニオイセンサーを購入させてもらった商社の方と久しぶりに情報交換をするという流れである。

元々は、大阪の展示会にて名刺交換をした際に意気投合した方で、その後センサー購入以外に何か取引があったかと言えば、特にないのだけれど、半年に一回くらいはお会いしている。

今回は商社の開発責任者の方を紹介していただけるとのことで、外注先としての一つの駒という扱いをしていただける方向性を見据えてのことで、色々とこちらができそうなことを話をさせていただいた。

どうも、大手企業も含めて、組み込み基板の受託をやられているようで、ハード関係は自社では弱く、外注先も一社に頼っているため、たまにパンクをするそうなのだ。

その際の外注先として、検討をしたいと言っていただいたのは嬉しい限りではあるが、案件によっては、ご迷惑をかけてしまうこともあるかも知れないし、注意が必要だ。

急ぎ何かという訳でもなく、何かあれば、ということ伝えた上で開発責任者の方は次の現場に向かわれたのだが、その後に、何と営業担当の方はその商社を辞められる、という話をいただいた。

残念ではあるが、その後も個人的な繋がりは持って行きましょうという話もできたし、面白そうな案件の話もその後にさせていただいた。

どちらの方とも、つかず離れずで、浅くても長い付き合いをすることが大切と思って、関係性を構築していければと思うところだ。

補助金で押し切っても良いのか!?

東京駅の八重洲地下で一件目の打ち合わせが終わると、すぐさま2件目の打ち合わせ場所に急いで向かった。

お客様と先日京都でお会いしたシニアエンジニアの方と、まずは補助金についての立て付けを説明させていただいた。

補助事業としては200万円で、補助額の100万円は、こちらの設計費として扱うようにすること、だから200万円は戻ってきませんよ、という話をさせていただいた。

シニアエンジニアの方はうなずいて納得されているようであったが、お客様の方はいま一つピンと来ていない様子であった。

シニアエンジニアの方が席を立たれた後に、オンラインでしかお会いできていなかった大学の先生が入れ替わりでこられ、改めて名刺交換をさせていただいた。

先生も補助金の立て付けはご理解いただいたようであるが、懸念されているのは、報告としての実験をどうするのか、ということ、電気代も馬鹿にならないし、廃液の問題もあるという忠告をいただいた。

その点において、大学のベンチャー研究室に教え子がいらっしゃって、例えば30万円程の受託料を支払って、蒸解釜の性能チェックをやってもらう、というオプションもあり得るという助言もいただけた。

いずれにしても、お客様ではなく、周辺のシニアエンジニアの方や大学の先生といった取り巻きの方々と上手くやっていく必要がありそうだと直感した。

何故か、補助金をきっかけとして、こちらが主導となってプロジェクトを進めるという感じになってしまったが、そうでもなければ進まなさそうでもあるし、トータルとして300万円の売上で、粗利が100万円という受注案件ととらえて、進めるにあたいするのか、一息ついてもう一度考えた後に、GOとなれば、補助金申請の準備を進めたい。

ヒューマノイドもAiも何も響かない

ビックサイトにおける展示会は、Aiソリューションとヒューマノイドロボットについての展示会であったが、予想していた通りというか、それ以上の何かがある訳でもないため、一通り回るだけで終了となってしまった。

Aiについては、相変わらずほとんどがAaaSを使った、箱だけ作って、あとはお客様に合わせて何でもカスタマイズします、という、いわば、chatgptやgeminiなどのaiを裏で走らせているだけのサービスを提供している企業の展示ばかりである。

それより高度な部分で言えば、VLMとマルチモーダルソリューションを組み合わせた感じの、例えば図面化などのサービスであったり、その程度だ。

ヒューマノイドについても、デモンストレーションとしては、すごいなって言うコメントをもらえたとしても、はっきり言って現場では使い物にならなそうなロボットばかりであった。

収穫としては、工場自動化の案件にてエンドユーザーが取り入れようとしている台湾のロボットメーカーの協働ロボットが商社のブースにて展示されており、メーカーのエンジニアに、パターン認識のことや距離センサーについて、そのポートがあるかどうかも含めて、割と細かい部分まで話を聞くことができたことくらいだ。

その情報は、すぐにお客様に共有するべくメールをしておいたのだが、うまく、アーム設計についても主導権を持って対応できるかどうか、引き続きプッシュをしながら見守るようにしたい。

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ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立