まさかの失注からの切り替えで補助金申請

ラボ機開発の件について、お話をいただいた当初から、お客様が資金を用意出来なさそうであったし、見積依頼すらも出てこない状況であったので、補助金を使って案件を動かす作戦に出ていた。

ちょうど補助事業の額が200万円であったので、開発費用はMAX200万円とし、いただいた金額を全て原価に投じるという提案をさせていただいていた。

設計費として200万円を目減りさせるのではなく、そこは補助金を使う形で補助額をこちら側がいただく、という算段である。

補助金が採択されれば否応なしに200万円をかき集めて発注いただけるだろう、もしそれが不可であれば、辞退という形を取ればいい、その程度に思って、申請の準備を開始していたところである。

そんな矢先にお客様よりメールが届いて、いったん白紙というご連絡をいただいた。

200万円すらすぐにご用意いただけない中で、額が小さいという意味の不明な理由を持ってこられたが、要は腹をくくる準備ができていないということだろう。

いや、経営経験のないシニアの方々が集まって何やら騒いでるところに違和感を感じていたところだったので、案の定、尻ごんでしまったと判断させていただいただけだ。

売上として300万円、粗利100万円の案件が飛んだことに、落ち込みはしたが、すぐさま「せっかくだから補助金申請は何か別のテーマでチャレンジしよう」という思考に変換することができた。

テーマとしては、スマート農業だ。

今検討中のクローラーを駆使した、野外向けの走行技術やセンサー技術を習得するための補助事業として申請を出せば、趣旨からしても採択される可能性は高いと見えるからだ。

売上は下がってしまったが、粗利部分については上手くいけばトントンの成果を出せる可能性もある。

急ピッチで進めていこう。

なぜ経営できているのか不思議でならない

午後からは、ロボット架台の部品の一部を製作お願いしている加工業者に訪問することになっていた。

2代目社長のご婦人が社長をされており、ご主人はだいぶ前に亡くなられているご様子で、義父が創業した会社の後を引き継いだようなのだ。

元々が加工を専門としていない経営者でなおかつ男性の多い業界の中での女性ということで、随分とご苦労をされている様子である。

どうやったら、生き生きと働いてもらえるのか、Aiをどのように活用していけばよいのか、会話の中で飛び交う言葉に、人間性が垣間見えてくるものだ。

しかし、経営となると、非常に外からは見えにくい部分があって、特に量産品を扱っている訳ではないから、主に単発ものを受注して製作することで利益を出しているとのことで、その点においては、よく経営を続けられるか不思議でならないのだ。

もう少し長い目でお付き合いを深めていって、営業スタイルなども含めて、何かヒントとなるものを勉強させていただければと思うところだ。

構想を固めて一気に進めよ

設計をして作るというタスクとしては、冷感装置、アロマ装置、スマート農業と3つのタスクが存在する。

どれも並行して頭の中では構想が固まりつつあり、順序良く部品の手配や試しテストを進めるようにしたいところだ。

先ずは冷感装置については、縦置きなのか伏せて置くかのコメントをもらうために昨日作成をしておいた資料をお客様に送付して判断をしてもらうことにした。

加えて、手組で実際にボタンのON・OFFで稼働できるのか、というプログラムテストをすることをこの2日で終わらせておきたい。

アロマについては、ほぼ構想が固まっているので、電源等の懸念事項をChatGPTに相談するところまでを明日には終わらせておくことだ。

スマート農業については、まずはトライアルでの貸し出しをさせてもらって、それで次へのステップへと進めることになるので、明日、メーカーへ連絡をして、その段取りを進めることにする。

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ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立