845日目 半年先まで見えてきたか!?
まずは追加手配を
直近の納期が迫った案件としては冷却装置があり、5月末の納品から少し伸びて6月に入ってからでもよいという話で進んでいたものの、具体的な日程調整はまだ実行できていないところであった。
それに対して、冷却機能が熱容量的に全く作用せずに追加設計が必要なこともあり、ギリギリのところで設計を進めて手配を掛けようとしている状況だ。
お客様にもこの状況をお伝えしなければと思い、とは言え、言い方を間違えると余計な不安を煽ることとなるから、慎重にコメントを送信した。
温度が下がらない部分については、技術的に無茶な要求をしていることは理解いただけたし、他に気になっていたグラフ表示についても一言付け加え、別途動画を見せることで納得いただく段取りをつけることができた。
思いもかけず案件獲得
午後に1件アポイントを入れていたのは、以前にカーボンの加工品をお願いしていた業者で技術担当をされていた方からで、今は大手企業の子会社に転職されて、何やらそこで、研究用の装置に使う作業台を依頼したいとの話で呼び出されていたのだ。
1年以上ぶりにお会いして、話をしてみると、技術的な内容としては粉体制御のために安息角を評価したいとのことで、その装置を作って欲しい、という話であった。
作業台だから、10万~20万円程度だろうけど、何があっても引き受けるつもりでいたし、できれば粗利50%でという心づもりをしていたところ、どう聞き直しても装置そのものを設計・製作して欲しい、という内容なのだ。
どうやら作業台という話は、こちらがLINEコメントの読み間違いをしていただけで、よく読めば装置の依頼であることは分かるところであるのに、何とも失礼なことをしてしまった。
元々、大手企業で担当していたのが粉体にまつわる分析装置であったこともあり、何なら学会や工業会で共通に知っている先生の名前が出てきたりと、思いもかけず懐かしい依頼内容であった。
「楽しみながらやっていただけれたらと思います」なんて言っていただけたし、感謝の気持ちでいっぱいにもなった。
機械設計者が1000人いたら、技術的な順位としては900位くらいかも知れないが、粉体のことを知っていて、なおかつ分析計の話となると、恐らく1000人中1人か2人であろう。
予算的には400万円とのことで、できる限りの対応で、しっかりと対応をしていきたい案件を獲得できたわけであるから、まずは取り急ぎ、受注までの流れでお客様とコミュニケーションを取っていきたい。
忙しくなりそうだ
そんな、不思議なご縁と、タイミングの妙と、ストーリーとしては抜群のエピソードにできる案件が思いかけず舞い込んだ金曜日であるが、夜は病院での走行ロボットのテスト立ち合いがあるため、フワッといい気分で週末を迎えた形となる。
これで、スマート農業、店舗自動化、粉体計測機、の3本が今期末まで対応していかなければならない案件を並べられることとなった。
加えて、粉砕機の設計案件が決まれば、なおさら忙しくなりそうな雰囲気が出てきた。
しっかりと体調を整えて、集中と切り替えでいいものを作れるようにコツコツとやっていくだけだ。
