903日目 北の大地で大きな学び
少年よ大志を抱け、という素晴らしい言葉、150年前から何も変わらない、人間の心理を突いた言葉であるということを、クラーク博士像の前に立って改めて思い知らされるのであった。
人のやることは160年前と変わらない
二日目の今日は午前中に小樽観光だ。
ほとんど下調べもせずに妻任せの旅となるのだが、松前船の発着地点ということもあって、江戸時代からの歴史もありつつ、レンガ倉庫などの明治時代の雰囲気も漂う観光地であった。
特に良かったのは、明治初期に建てられた銀行をそのまま残した博物館で、金庫室から応接室までそのまま残されているし、建築当初の写真や設計図まで展示されており、非常に参考になった。
何よりも、建築にしても金融の仕組みにしても、160年前からAIが発達した今に至るまで、さほど変わらないことをやっている、という事実を再確認できたということが大きい。
どんなにロボットが出てきて、どんなに自動化されたとしても、形ある部分というのは、基本的には重力の元での出来事であって、根本的な人間の生活環境はさほど変わらないというのが分かる。
むしろ、当時、電気はあったとは思うが、複雑な計算をする計算機など到底なかった時代に、しっかりと設計をして計算書を残しているというのは、今の技術者よりも優れていると思うし、江戸時代から明治になって直後の時期にとてつもない発展を遂げたのだろうと感心してしまう。
この先160年後を想像することは難しいが、受け継いだ技術や情報というものを次世代につなげる、ということは誰にでもできることだし、小さなことでも意識していきたいと思う。
ここまで変わるボールパーク
故きを温ねて新しきを知ることができた後は、一昨年にオープンしたばかりのエスコンフィールドに向かった。
プロ野球の球場と言えば、東京ドームに大阪ドーム、甲子園に神宮球場、それくらいしか入ったことがなく、米国のスタジアムを模したいわゆるボールパークというものを体感できて非常に興奮をした。
興奮と言っても、試合を見た訳でもなく、フリーにオープンとなっているパークを一周して、ベンチに座ってランチをしただけであるが、グランドでプレーする選手に近い感覚になる作りをされていて、試合が行われている様子を想像だけで、活気が伝わってくる感じがしたのだ。
様々なテクノロジーが組み込まれているというのは、古い球場と比べると明らかではあるが、それでも100年前と変わらないグランドでのプレーがある訳で、ここでもやはり、受け継ぐ伝統と先端の技術というものを考えずにはいられなかった。
旅行中にできる仕事
旅行中といっても、ちょっとした仕事はできる訳で、とくに受け取ったボールはすぐに返して、流れを止めることだけは避けるようにしなければいけない。
- お土産ビジネスのウェブサイトの確認、デザイナーへの連絡
- 9月の基調講演についてテーマ名決定して事務局へ連絡
- スマート農業のデモについて、来客アポイントの日程調整
- 粉体計測のモータについて、メーカー問い合わせの確認
このくらいは、なんて事なく外部の方々とキャッチボールくらいは済ませられるものだ。
様々な事業活動におけるタスクについても、今後、必ずしも従業員を雇用するということをせずとも、外注化をすることで、このような小まめなやり取りで事がを進められるのではないか、と思うところだ。
2期目の終わりには雇用について検討を始めるなんて、ぼんやりと頭にあったが、今のところすぐには難しそうである。
しかし、外注化という観点でいけば、費用の大小はあれど、今すぐにできるタスクもあるのだが、ポイントは外注化して浮いた時間で新たな受注を獲得できるか、という断面なのだと思う。
