934日目 何事も心を込めて対応せよ
久しぶりの引合いには気合を入れて
8月から9月にかけてのキャッシュ不足は依然として続くものの、現状の受注済み案件と補助金支給のことを考慮すれば、あと少しの注文を獲得さえすれば、来年の3月までの事業維持は見えてきている状況と言える。
ボリューム的には粗利60万円、中規模の案件が2件分と言ったところだろうか。
そのためにも、設計案件に追われることなく営業活動をしたいところなのに、何も動けていないことが気がかりであったところに、昨日、思いかけない引合いのお話をいただくことができたのだ。
設計対応の実績や値ごろ感を知りたいと、しきりにおっしゃっていたので、これは朝一番にメールをする必要があると考えていた。
実績としては最新の粉体計測やスマート農業も含めて8件の事例を紹介した資料を添えて、それぞれに対しての値ごろ感というものをメールにて付け加える形で連絡をさせていただいた。
- 設計のみの案件につきましては、時間単価4000円~8000円程度、内容に応じてご相談
- 商品化開発(評価実験、制御プログラム、量産試作とし初回10式)全て込み約150万円で対応
- キーエンスカメラを使った検査装置、設計・製作・設置含めて約200万円(カメラ80万円含む)
- お客様の研究費20万円の範囲内で実験キットを製作
- お客様のご予算に合わせて、設計、製作、接続含めて15万円程度
- ミスミフレームを用いたロボット周辺設備、設計・製作・設置、数百万円 (ミスミ購入材料費率が概ね50%程度)
- 計測装置4機種を特注で設計・製作、メーカーだと1機種300万円のところ、4機種まとめて半額以下で対応
- ニンジン土寄せロボットを設計・製作 有機農業の農家様の補助金事業に合わせて約200万円で対応
設計単価については多少の上積みを提示しているが、それ以外は正直ベースでの金額で提示をさせていただいた。
こんな提示の仕方をしたのは初めてであるが、これが吉と出るか凶と出るか、お客様が判断される過程においても、逆に条件を提示されたとしても、良い結果が出るように誠意を持って対峙するしかないだろう。
スマート農業との付き合い方
メンテナンス作業の最終日、元同僚のロボット企業の社員の方といつもの立ち話をする際に、スマート農業の話題となった。
こちらとしては、おこぼれ頂戴の仕事をいただければよいというスタンスであるが、この企業としては、農業事業を立ち上げたいという目標を彼に任せている状態であるのだ。
個人的な答えとしては、予算の厳しい農業に対して、よほど低価格での機器を提供しない限り難しい問題であって、ぼろ儲けするのは至難の業と考えている。
一方で、人手不足や事業継承、効率化、AI、そういった観点から注目されている分野であることは間違いなく、その点において、介護などの業界に似た部分はある。
つまり、何か補助金や助成金を使っての特注機器の導入は、一定数のニーズもあって需要があるということだ。
また、介護と違う面としては、有機農業者など少数ではあるが儲けを出せている事業者も農家の中にはいらっしゃって、その方が自己資金で特注の機器を開発したい、と思われている場合も入り込む余地がある、ということも十分あり得るということだ。
今回の案件も正に、補助金×余裕資金、の組合せから声をかけていただいた案件で、その設計製作を請け負っているという流れである。
この分野も、年に1回は何か話をいただけるように、自社としても何らかの取り組みを進めたい。
甘えてばかりの粉体計測
粉体計測については、前回に進捗連絡をしたのが、先週の水曜日19日だから、10日も経ってしまっている。
2日に1度のペースで連絡をしていたのに何という体たらくだろうか。
第2弾の設計も1ヵ月ズレてしまっているし、優しいお客様のお言葉に甘えてばかりいてしまっている。
今日は何としてもということで、昨日に実行したドラムの構想を絵にかいて、回転数を上げた動画と共に進捗報告として連絡をさせていただいたところ、快い返事をいただけた。
それだけでなく、第2弾の料金も第一弾と同様に先払いとして対応していただける旨のコメントもいただけて、本当にありがたい限りである。
9月中頃に請求を立てる方向で調整できたので、これで10月末以降のキャッシュフローは大きく改善できそうであって、補助金が下りさえすれば何とか生きながらえる道筋も見えてきたところだ。
