912日目 目の前のことと遠くのこと
今日は来客をアトリエに招いてのデモを実施する日だ。
散らかっていた室内を朝から整理して、掃除もしたが、多少の物置感が出てしまうのは仕方ない。
デモは順調に終了、ここからの段取りが大切
スマート農業については、お客様である前職の元上司が実機を見てみたい、ということで、アトリエに来ていただき、初めてのお披露目をすることができた。
実機を見て、特に大きなご指摘もなく、畳の上で走行するだけでは何とも言えないし、実際に走行してみないと分からない、という結論に至る。
カメラについても簡易的な画像を提示しなが説明はするものの、これも実用上はどこまで有効で、本当にモニターを見ながら何か走行ができるようになるのか、と議論をするも、これもやってみないと分からない、というところになってしまう。
とにかく、モノとしてはコレで進めようというところに異論はないし、月末に控える農家訪問による走行はこの状態で持ち込もう、という話でまとまった。
このお客様からは、店舗自動化の引き合いもいただいているし、まだまだお付き合いはこれから深めないといけない中で、アトリエを見ていただき、「いい環境を作っているね」とお褒めの言葉をいただけたことは、クローラーデモ以上に意味のあることだったと感じる。
間もなく、前職企業との契約が切れて、完全独立を果たすとのことであったが、起業家という断面においては、こちらの方が一足早い先輩という立場となる部分も、今後の関係性に少しは影響を与えると思っている。
小さなタスク依頼をどうするか
ここへ来て、小さな依頼ごとが重なってきており、モビリティのメンテ作業、医療デバイスの修理、それに年末に設計した食品用タンクの設計変更の話まで出てきてしまった。
今日は久しぶりに設計案件を依頼してくださっていた企業の取締役と営業担当の方と要元の食品加工ライン製造メーカーで落ち合い、変更内容についての要求事項をヒアリングした。
2点あって、一つがタンクの蓋の切り欠き部を覆う半円の蓋の設計と、もう一つがミキサーの回転シャフトをガードするカバーを設計して欲しいという内容だ。
どちらも多くて10時間かからないくらいの工数見込みで、時給3500円換算するとよくて5万円程度の案件となるのだが、断る理由もないし、時間を作ってやり抜くしかない。
メンテ作業も時給2500円の案件となり、時間拘束の割には得るものも少なく、正直辛いところではあるが、小遣い稼ぎと思って関係性維持に努めたい。
医療デバイスにおいては、故障については無償対応を続けるように決めているのだが、今回の制御故障モードは、ひょっとすると基板の故障なのかも知れないと懸念しており、その場合には6000円程の材料費がかさむのでマイナスとなってしまう。
大きな仕事をどこから取ってくるか
これらの小さなタスクを負の遺産と捉えることは簡単であるが、逆に小物案件の対応をしない分生じる時間を営業に当てたとして、大きな仕事を取ってこれるのか、と言われると、現状はノーとなる。
それどころか、まだまだ時間的な余裕はあるのだから、もっと積極的な営業活動を定期的に実施をしていかなければ、新たな案件は生まれない。
また手当たり次第に交流会に参加して仕事をとるもよいが、やはり質の高い集まりを狙って、そこで出会う方々と積極的なコミュニケーションを取ることが、これまでの案件獲得の成功体験からくる結論だ。
一方で、王道としては大手企業からの仕事を受けることで、安定稼働につなげるというものがある。
大手企業は毎年同じような予算がつきやすく、一度取引を開始できれば、リピートとして定期的な受注をもらいやすい、という傾向にあるためだ。
大手のチャンネルを狙えない訳ではないが、少なくとも売り込める商品やサービスを明確にしてから行くべきで、現状狙えるサービスとしては場内外注としての設計対応、くらいしか思い浮かばないところがネックで、何も動けていない状態だ。
このまま、小規模事業者や中小を狙った事業で膨らませるか、大手を狙うのか、まだお土産ビジネスも道半ばであるのだから、少なくとも大手へ働き方は、木少しやれることを整理してからの方が良さそうだ。
